本記事では2025年5月16日の発売から数週間で完売した『ELEVON X SPENCER BADU』をレビューしていきます。

こちらはHOKAの『ELEVON X』とトロントを拠点に活動するファッションデザイナー『スペンサー・バドゥ』とのコラボレーションによってデザインされたシューズです。
本記事ではELEVON X SPENCER BADUの「デザイン・履き心地・サイズ感・ソールの厚さ」についてまとめていきます。
※イエローの色調は読者様がご覧になる端末によって見え方が異なる可能性があります。ご了承ください。
- ガーナの伝統を反映したシンボリックなディテールが特徴のシューズ
- 履き心地はしっかりHOKAクオリティで包み込まれる体感
- ソールは約4.5cm
- オールブラックのコーデに軽やかなアクセントを与えてくれる

刺さる人には刺さるユニークなシューズで、イエローシューズはコーディネイトが少し難しいと思いますが、オールブラックに良く合います!本シューズは記事執筆時点ですでに完売していますが、ELEVON Xのレビューとしても参考になれば幸いです。


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ELEVON X「SPENCER BADU」のデザイン


なんといってもELEVON X SPENCER BADUの特徴が、大胆なイエローで飾られたアッパーです。
アッパー素材はヌバックレザーを採用しており、高級感漂うデザインに仕上がっています。


靴紐は黄色がデフォルトになっていますが、黒色も付いてきました。
黄色の方がシューズとしての一体感があるため、私は黄色のままにしていますが、のっぺりした感じが嫌な方は紐を黒色にしてみるのも良いですね。


ちなみに外箱はHOKAお馴染みのブルーではなく銀ピカで角が削られている特別デザインです。
初めてHOKAでコラボモデルを購入したため、少し驚きました。


シューズを前から見ると、「X」の文字のような不思議なマークが入っていることに気が付きます。
こちらのガーナの伝統の紋様で、ガーナの伝統はスペンサー・バドゥのルーツにもなっています。
つま先部分の紋様は「自由」を表しているそうです。
ラバー部分にはHOKAのアイコンが施されており、シューズを履いているときに外観から分かるHOKA要素はこちらくらいになります。


シューズにはガーナのゴールドコーストで通貨として使われていた「タカラガイ」のチャームも付いており、シューズにさりげないアクセントをもたらしてくれています。


かかと部分にもガーナ伝統の紋様があり、こちらは「神の木」を表しています。
「可愛いデザインだな」としか感じていませんでしたが、紋様の意味を知るとシューズに込められたデザイナーの想いが伝わってきます。


外側サイドにはさりげなく「SPENCER BADU」と文字が入っており、お馴染みの”HOKA”のロゴはどこにもありません。


内側サイドはこちら。


ゴツゴツとしたソールはダッドスニーカー好きにはたまらないデザインです。


中敷はHOKAらしいカラーリング。
見えない部分で主張してきたな、とHOKAファンとして嬉しくなりました。
ELEVON X「SPENCER BADU」の重量は?


ELEVON X SPENCER BADU(25cm)の重量は片足で約330gです。
ELEVON Xは重厚なデザインになっていますが、その割にはシューズ本体の重さはかなり抑えられており、実際に履いてみるとその軽さに驚きます。
HOKAの大人気モデル『BONDI9』は同じ25cmで約250gだったため、流石にランニングシューズよりは重いですが、日常使いのシューズとしては気になりませんよ♪


ELEVON X「SPENCER BADU」の履き心地は?


気になる履き心地は、、、
さすがHOKA!
特徴的なデザインを実現しつつも、HOKA特有のクッション性能がしっかりと盛り込まれたハイエンドなシューズです。
シューズのつま先と踵部分のそり返りが、足を自然と前にぐんぐんと押し出してくれる体感があり、快適な歩行を実現しています。
ただソールは少し硬めで、ボンダイ9と比べると若干足が疲れやすいように感じています。
※2万歩歩いたときの感想です。1万歩そこそこではボンダイ9とELEVON Xで疲労感に違いは感じていません。



履いた初日から長年連れ添った相棒と錯覚してしまうほどに足に馴染むHOKAのシューズは病みつきになります♪


ELEVON X「SPENCER BADU」のサイズ感は?


私の足の実測値は24.5cmですが、HOKAのシューズ(ボンダイ9、クリフトン9)は基本的に25cmを購入しており、走るのにもちょうどいいピッタリサイズです。
ELEVON X SPENCER BADUは25cmを購入しましたが、ボンダイやクリフトンに比べると横幅が少し大きいように感じています。
しかしELEVON Xでランニングはしないですし、フィット感も悪くはなく靴下で調節ができるため25cmで良かったと思っています。
基本的にいつも履いているシューズと同じサイズで良いと思いますが、よりフィット感を高めたい方はワンサイズ小さくしてもいいかもしれません。
ELEVON X「SPENCER BADU」のソールの厚さは?


ELEVON X SPENCER BADUのソールの最も厚い部分は約4.5cmです。
身長を少しでも盛りたい方にもおすすめなシューズです。
ELEVON X「SPENCER BADU」をオールブラックコーデに合わせた一例


こちらがELEVON X SPENCER BADUをオールブラックのコーデに合わせてみた日の一例です。
私はファッション業界に勤めているわけではないため正解はわかりませんが、ELEVON X SPENCER BADUのイエローが足元に特徴をもたらしいい感じにバランスが整っているのではないでしょうか。
ELEVON X SPENCER BADUのイエローは思ったより濃い(某アニメの黄色のキャラクターよりはマッドで暗めな黄色)ので、実際に履いてみると足元が浮きすぎることもないように感じています。



重くなりがちなオールブラックファッションに、ELEVON X SPENCER BADUは程よいアクセントをもたらし、全体の調和を整えてくれています♪イエローのシューズは黒色の服が多い方に特におすすめです。
ELEVON X「SPENCER BADU」レビューのまとめ


以上、HOKAの新作『ELEVON X SPENCER BADU』のレビューをまとめました!
こちらのシューズの特徴は以下のとおりです。
- ガーナの伝統を反映したシンボリックなディテールが特徴のシューズ
- 履き心地はしっかりHOKAクオリティで包み込まれる体感
- ソールは約4.5cm
- オールブラックのコーデに軽やかなアクセントを与えてくれる
今作はHOKA特有の長時間の歩行でも疲れにくい機能性を備えながらも、SPENCER BADUとのコラボにより唯一無二のデザインに仕上がっており、非常に満足度の高いシューズです。
これからもいろいろなコーデに合わせてみて、ELEVON X SPENCER BADを楽しみたいと思います。


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