夜中寝ている間に喉が痛くなる、部屋にいると肌がカサカサする、部屋が気温以上に寒く感じる
夏のような気温から一転して突然寒くなった今日この頃、上記のようなお悩みを感じている方も多いのではないでしょうか。
今年もやってきた冬の乾燥を乗り切るためにスチーム(加熱)式加湿器がおすすめです♪
筆者は今まで空気清浄機に付属する「気化式タイプの加湿器」を使用していましたが、以下の問題に悩んでいました。
気化式タイプ加湿器の問題点
- 暖房を付けていると加湿力が弱いと湿度が50%以上にならない
- 加湿に時間がかかる
- フィルターのお手入れが面倒くさい
そこでドウシシャ(DOSHISYA)の大容量スチーム式加湿器
mistone 600s [KSX-603]
を購入しました。
その結果…!
ドウシシャの加湿器のメリット
- 約2時間で湿度35%→50%にできた
- 同じ室温なのに以前より暖かく感じるようになった
- 加湿器の移動が楽になった
たくさんのメリットを得ることができました。
唯一のデメリットは電気代が少し上がることですが、「寒い+乾燥」で苦しむ約4ヶ月の冬を健康に乗り切るためにもスチーム式加湿器でお部屋を潤すメリットは大きいように感じています。
冬を健康に乗り切るために、スチーム式(加熱式)加湿器の導入をご検討ください♪
- 強力でおしゃれな加湿器を探している
- 約10-12畳で利用したドウシシャのスチーム式加湿器のパワーを知りたい
- ドウシシャ、象印、山善のスチーム式加湿器のスペックの違いを知りたい
- 月の電気料金の概算(目安)を知りたい
\ ぼたんだよ /
加湿器の種類とメリット・デメリットを比較
まず加湿器の種類について基本的な情報とそれぞれの加湿方式のメリットとデメリットをまとめていきます。
一般的に言われている電気代が安い順番は、「気化式・超音波式・ハイブリッド式・スチーム式」です。
早くドウシシャ mistone600sのレビューを確認したい方は「ドウシシャ スチーム式加湿器 mistone600sレビュー」をご覧ください♪
スチーム式(加熱式)
本記事の主役である『ドウシシャ mistone600s』のようなスチーム式(加熱式)加湿器は、水をヒーターで加熱して蒸発させることで空気を加湿する方式です。
やかんやポットのお湯がひたすらグツグツして湯気が出ている状態に似ています。
- 給水が簡単なモデルが多い
- 大量の蒸気で加湿力が高く、広い空間にも対応できる
- 高音の蒸気で部屋が暖かくなる
- フィルターのお手入れが不要
- 水を加熱することで細菌やカビの繁殖を抑制するため衛生的
- 電気代が高くなる
- デザインで選ぶにはバラエティが少ない
- 加湿時に音が鳴る
- 過剰な加湿となり窓が結露する場合もある
「スチーム式」は衛生的に素早く加湿ができて、日頃の加湿器のお手入れをできるだけ少なくしたい方におすすめです!
超音波式
水を微細な振動(超音波)でミスト化(霧状)にして、空気を加湿する方式です。
ヒーターが存在せずシンプルな構造のため、様々なメーカーからデザイン性の高い商品が出ているのが特徴です。
- デザイン性が高く、様々なメーカーから販売されている
- 本体価格が安いものが多い
- 電気代も比較的安い
- ミストは室温に影響しない
- 加湿時にほとんど音が鳴らない
- 日頃のお手入れを怠ると増殖した細菌やカビを空気中に放出することになる
- 部屋が温まることはない
- 霧状に散布するため、周囲のものが濡れる場合がある
日頃から加湿器のお手入れが苦にならず、本体と電気代の価格を安く済ませたい方には「超音波式」がおすすめです!また、加湿時にほとんど音が鳴らないため、静音を求める方にもおすすめです♪
気化式
水で濡れたフィルターに風を当てて、水蒸気を気化して空気中に放出する方式です。
洗濯物を屋内で干した時に加湿されるのと原理は同じです。
SHARPなどの空気清浄機に付随している加湿方法は「気化式」になります。
- 最も電気代が安い
- 部屋の湿度に合わせて自動で加湿力を調節できる
- 送風するファンにより、部屋の空気を循環できる
- 空気清浄機能と併用モデルが多い
- 水粒子が小さく、超音波式よりは細菌やカビが増殖しにくい
- 送風するファンの音がうるさい場合がある
- フィルターのお手入れが必要
- お手入れを怠ると細菌やカビが増殖する可能性がある
最も電気代を安く抑えたい場合は「気化式」がおすすめです♪
ハイブリッド式(加熱×気化式)
ハイブリッド式とは、気化式(もしくは超音波式)に熱を利用することで加湿力を高めた方式です。
スチーム式ほど熱は不要のため、電気代が比較的安く抑えられ、加湿力も高いことが特徴です。
気化式か超音波式のメリット、デメリットにスチーム式のメリットが加わったのがハイブリッド式になります。
- それぞれの加湿方式のメリットを組み合わせることができる
- スチーム式よりは電気代が安くなる
- 超音波や気化式よりは電気代は高くなる
熱が加わるため超音波や気化式よりも衛生的で、お手入れも軽減されるため、それぞれの方式のいいとこ取りをした加湿器が欲しい人におすすめです♪
ドウシシャ スチーム式加湿器 mistone600sレビュー
『mistone600s』の外観デザインと安全設計
こちらが購入した『ドウシシャ mistone600s』のグレーです。
操作ボタンはとてもシンプルで「電源のオン・オフ、加湿能力の強弱、タイマー、洗浄モード」の4つのみで、直感的に誰でも利用できます。
蓋は完全に取り外しが可能で、特にボタンなどはついていません。
また大きなレバーで蓋を外しやすく、水も入れやすい大口となっています。
このレバーは持ち手ではないため、移動する際に持たないように注意が必要です!
矢印が合わさって本体と蓋がしっかりと閉まっていない場合は電源が入らない安全設計となっています。
電源はマグネットコードのため、足を引っ掛けてもすぐ外れるため安心です。
『mistone600s』の詳細なスペック(性能)については「ドウシシャ・象印・山善のスチーム式加湿器のスペックとおすすめ」に比較表まとめているため、ご確認ください!
『mistone600s』の加湿能力(木造12畳で強モードで運転)を検証
木造12畳のお部屋(暖房ON状態)で『ドウシシャ mistone600s』を強運転するとどれくらいの加湿能力が発揮されるのかを検証しました。
『mistone600s』を起動させる前のお部屋の湿度は35%…
この湿度では喉もお肌もカサカサになる一方です。
目標は湿度50%を超えること…ワクワクどきどき…
電源を入れると設定箇所が緑に光ります。
ここから25分間ほどで蒸気が出始めます。
写真では写らなかったのですが、蒸気の量が半端なくて加湿してくれているのが目に見えてわかります。
加湿開始から約1時間で湿度は41%になりました…!
これはなかなか早いぞ!
さらに1時間30分ほど待つと、、、
湿度50%を超えました!!!
さらに1時間待つと、、、
湿度は52%に〜〜〜!(拍手)
満タンに入れた水は強モードで約3時間運転すると、半分以下くらいのところまで減少していました。
『ドウシシャ mistone600s』の加湿力の結論
木造12畳(エアコンON)で強運転2時間で湿度を35%から50%に上げることができた。
同じ条件で空気清浄機に付いている「気化式」加湿器では湿度40%以上に加湿できなかったため、スチーム式加湿器の実力をしっかりと確認することができました。
体感的にお部屋が暖かくなった気がしますし、寝ているときの喉の乾燥も抑えられるようになりました♪
今回はタンクに冷水を入れてしまったため、湯沸かしに25分もかかってしまいましたが、スタート時にお湯を入れることでもっと早く加湿することができますよ!
『mistone600s』の一ヶ月の電気代(目安)
利用頻度や住宅環境によって電気代は大きく変わってきますが、下記の例で『ドウシシャ mistone600s』を利用した場合の一ヶ月の電気代をシミュレーションしてみました。
消費電力:湯沸かし時1000W + 470W(強運転時)
運転時間:湯沸かしで25分、強運転で5時間/日
電気料金目安単価:31円/kWh
その場合の電気代は、
1kWh (=1000W) × 0.4時間(25分) × 31日 × 31kWh = 384.4円
0.47kWh (=470W) × 5時間 × 31日 × 31kWh = 2258.4円
概算で約2,600円/月となりました。
これは毎日「強モード」で利用した場合の消費電力のため、寝ている間だけ弱モードで使用する場合はさらに電気代は安くなると考えられます。
また、湯沸かし前の水をお湯にすることでさらに湯沸かし時の電気代は節約できます。
電気料金は居住地や利用方法によって大きく変動するため、あくまで参考値として見ていただければ幸いです。筆者の利用方法だと1ヶ月の電気料金が多くても3,000円/月ほど上昇する計算となりました。
\ ぼたんだよ /
『mistone600s』のお手入れ方法はとっても簡単
『ドウシシャ mistone600s』は1〜2ヶ月に一度クエン酸洗浄でお手入れします。
洗浄一回分のクエン酸は本体に付属してきます。
クエン酸20gを入れて、洗浄モードのボタンを押すだけです。
カルキなどが付着する蓋も丸洗いできるため、お手入れは本当に簡単です。
ドウシシャ(DOSHISYA)『mistone600s』がおすすめな人【メリット】
- 予算一万円でスチーム式加湿器を探している
- シンプルでお部屋に馴染むデザインが良い
- リビングとお部屋などで移動して加湿器を使おうと考えている
- 電気代が多少上がってもお部屋では快適な環境を作りたい
- フィルターなどを日常的にお手入れしたくない
一部スチーム式加湿器全体の特徴もありますが、上記のいずれかの項目に当てはまる方は『ドウシシャ mistone600s』』を検討しても良いかと思います♪
ドウシシャ(DOSHISYA)『mistone600s』の【デメリット】
- 取手がないため、抱えて持ち運ぶ必要がある
- 最小消費電力が不明のため、電気代の計算がしにくい
一般的なスチーム式加湿器に当てはまる以外のデメリットは上記の通りです。
デザインが優先されたことで取手が無いのが少し不便ではありますが、軽いため抱えて持つことで問題なく使えています。
またスチーム式加湿器は運転時にお湯を沸かしている音が出ますが、ほとんど気になることはなく、むしろリズム良くポコポコと音が鳴るため心地よいとさえ感じます。
完全な無音で無ければ寝付けないような方は、スチーム式加湿器のご購入にはご注意ください!
ドウシシャ・象印・山善のスチーム式加湿器のスペックとおすすめ
ドウシシャ mistone600s | 象印 EE-DC35-HA | 山善 KS -L30 | |
発売日 | 2022年8月 | 2021年9月 | 2022年9月 |
(幅×奥行き×高さ) | 本体サイズ221×232×346mm | 240×275×325mm | 225×294×278mm |
本体重量 | 2.6kg | 2.7kg | 3.7kg |
タンク容量 | 3.0L | 3.0L | 2.4L |
(強・中・弱) | 加湿能力600・400・220ml/h | 350・165・80ml/h | 600・400・200ml/h |
連続稼働時間(強・中・弱) | 約5・(-)・(-)時間 | 約8・16・32時間 | 約5・7.5・15時間 |
消費電力 | 湯沸かし時:1000W 加湿時最大:470W 加湿時最小: ー | 湯沸かし時:985W 加湿時最大:305W 加湿時最小: ー | 湯沸かし時:500W 加湿時最大:500W 加湿時最小:200W |
適用床面積(木造和室/プレハブ洋室) | 〜10畳 / 〜17畳 | 〜6畳 / 〜10畳 | 〜10畳 / 〜17畳 |
コード長 | (マグネット式) | 1.5m1.2m (マグネット式) | (マグネット式) | 1.5m
価格(円) | 10,800円 | 20,600円 | 14,800円 |
購入先 |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天
|
本記事でご紹介した「ドウシシャ」、2021年の発売からスチーム式加湿器として不動の一位を維持している「象印」、着々とデザイン性とサイズ違いでバラエティ展開してきている「山善」の中から大体同じサイズのスチーム式加湿器を比較しました。
- 最も安くてコスパが良い
- デザイン性が高い
- 本体重量とサイズもコンパクトで運びやすい
- 加湿能力は600ml/hで現状のスチーム式加湿器の最大パワー
それぞれのメーカーで良さがありますが、デザインとコスパ、サイズ、加湿能力から『ドウシシャ mistone600s』にしました!
まとめ〜買ってよかった冬を乗り切るアイテム〜
以上、スチーム式加湿器の『ドウシシャ mistone600s』をレビューしました。
- 約2時間で湿度35%→50%にできた
- 同じ室温なのに以前より暖かく感じるようになった
- フィルターのお手入れ(買替え)が不要になった
- フィルターに付着する細菌やカビなどの心配が不要になった
- 加湿器の移動が楽になった
すでにこちらの加湿器をなくして冬は乗り切れない身体になっており、喉や肌の乾燥が抑えられています。
スチーム式加湿器の唯一とも言えるデメリット「電気代」は少し上がることが予想されますが、この快適さを実現できるのであれば十分価値があると感じています。
※電気料金は、利用頻度・居住地域によって変動します。
乾燥に悩まれている方は「加湿力・衛生面・お手入れの簡便さ」で優秀なスチーム式加湿器をご検討してみてはいかがでしょうか♪
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