
マリオット系列ホテルをメインに泊まる前に知っておきたいホテル情報を発信しているどんちゃ(@World_Melody_Do)です!
2025年2月24-25日に『温泉リゾートゆうみ』に宿泊してきました!
千葉県・南房総に佇む『ゆうみ』は、全室オーシャンビューの客室と地産地消の贅沢な料理を楽しめる大人の隠れ家的な旅館です。


露天風呂付きの客室もあり、温泉に浸りながら目の前に広がる海の絶景を心おきなく満喫できます。
口コミでも「料理が最高」「波の音を聞きながらの露天風呂が至福」と高評価を獲得しており、私たちも大満足のステイとなりました。
本記事では『温泉リゾートゆうみ』の客室の雰囲気やラウンジの様子、朝食と夕食のメニュー内容まで写真109枚で詳細にまとめていきます!



首都圏からのアクセスも良好なため、週末のちょっと贅沢な旅行に最適ですよ♪
- 都心からアクセスが良く、気軽にリゾート気分を味わえる
- 全室オーシャンビューで天気が良いと富士山が見える
- スタッフの接客レベルが高い
- 朝食・夕食のどちらもクオリティが高い
- 貸切風呂でゆっくりと温泉を楽しめる
【千葉の人気温泉宿】温泉リゾートゆうみとは?
まずは今回紹介する『温泉リゾートゆうみ』の基本情報からまとめていきます。
『ゆうみ』の基本情報


温泉リゾート『ゆうみ』は紀伊乃国屋グループが運営するホテル(宿)の一つです。
名称 | 温泉リゾートゆうみ |
運営会社 | 紀伊國屋グループ |
所在地 | 千葉県安房郡鋸南町元名442 |
開業日 | 2015年3月7日 |
客室数 | 21室 |
温泉 | 大浴場・貸切風呂・客室露天風呂 |
チェックイン/チェックアウト | 15:00 / 11:00 |
駐車場 | 無料 |
同グループの別施設として、同じく千葉県に『さざね』などの人気宿もあります。
2022年に宿泊した『さざね』の宿泊レビューはこちらの記事でまとめています!


高級感あふれる滞在とこだわりの料理がグループ全体の特徴で、宿泊者の満足度が高いことでも知られています。
特に『ゆうみ』は海の眺望が素晴らしく、温泉と美味しい食事を求める方にぴったりの宿です。
『ゆうみ』は千葉県南房総の高級リゾート宿に分類され、都心からアクセスが非常に良く、気軽に非日常を味わえることも魅力の一つです。




宿の目の前は海水浴場になっており、砂浜までは徒歩30秒という恵まれた立地です。


砂浜のすぐそばには岩場もあり、海に入らなくても散歩だけで十分に楽しめます。
全室オーシャンビューの客室


全21室の客室は全てオーシャンビューとなっており、


お部屋からは絶景を存分に楽しむことができます。


天候によりますが、晴れた日には富士山もしっかりと見えます。



視界いっぱいに広がる東京湾と富士山をぼーっと眺めているだけで、毎日を頑張って生きている疲れた体と心が洗われていきます…
子供連れでも泊まれる?
高級宿ではお子様の宿泊をお断りしていることもありますが、『温泉リゾートゆうみ』はお子様の宿泊も可能※です。
※2025円3月時点
私たちが宿泊したときも、小学生くらいのお子様を連れた1組の家族が宿泊していました。
【アクセスと駐車場情報】ゆうみへの行き方
続いて、『温泉リゾートゆうみ』へのアクセスについてまとめていきます。
東京から電車・車でのアクセス方法


電車では東京駅から約155分、千葉駅から約110分、横浜駅から約185分となっています。
最寄りの「保田駅」からゆうみまでは徒歩15分なので、重い荷物を持っている場合はしんどいかもしれません。
歩くことが不安な方は後述の送迎サービスを利用しましょう。


車では東京から約90分、千葉から約60分、横浜から約80分です。
東京湾アクアラインを利用できるため、車だと都心からのアクセスが抜群に良いです。



ゆうみ周辺の観光を楽しむためにも、アクセス方法は車がおすすめです♪
無料駐車場を完備


『温泉リゾートゆうみ』は無料駐車場を完備しています。


一度ホテルを通り過ぎた場所に専用駐車場が用意されています。
宿までの送迎サービスはある?


ゆうみ公式HPによると、最寄り駅から宿までの送迎サービスを行っていることがわかります。
※2025年3月時点の情報です。
送迎は14:30以降で、事前予約が必要なので宿泊前にホテルに連絡しておきましょう。
【宿泊ブログ】チェックインの様子と館内の雰囲気をレポート


前置きが長くなりましたが、実際に宿泊した様子をレビューしていきます。
フロントロビーはコンパクトで落ち着いた空間


車を駐車場に停めると、すかさずスタッフの方が来てくれて、荷物をお部屋まで運んでいただきました。


フロントは広すぎず狭すぎず、落ち着く規模感。
館内は和モダンな雰囲気で統一されており、若者からお年寄りまでが心安らぐ空間です。


お庭の緑も美しく、柔らかい日差しがフロントに差し込みます。


フロントの横はお土産コーナーになっており、のこぎり山バウムクーヘンなどが用意されています。
こちらのバウムクーヘンは君津の地卵や三芳村の牛乳などの千葉産の素材で作られており、観光客に人気のお土産です。
チェックインはお部屋で


館内に入ると早速お部屋まで案内していただき、チェックイン手続きはお部屋で行いました。
お部屋でチェックインするだけで特別感があります。
口コミでもたくさんの方がお部屋でチェックインしているため、あまりにも混雑していない限りは基本的にお部屋でチェックインすると思われます。



貸切風呂や大浴場もあり館内説明が少しややこしいですが、非常に分かりやすい説明をしてくれるため、初めての宿泊でも安心です♪
ウェルカムドリンクはレモネードとリンゴ麦茶


チェックインの時間帯である15〜17時は2階のバーラウンジでウエルカムサービスが提供されています。




ドリンクは「房総レモンの自家製レモネード」と「りんご麦茶」が用意されていました。
2月の宿泊でまだまだ寒かったので、レモネードで体がポカポカになりました。


有料ですが、ビールとラムネも用意されています。


お菓子は「チョコバナナパウンドケーキ」でした。
これがめちゃくちゃしっとりしていて美味しかった…


バーラウンジの横はテラスになっており、こちらで心地よい波音を聞きながらいただきました。
絶品コーヒーが24時間飲み放題


各フロアにコーヒーマシーンが設置されており、滞在中は美味しいコーヒーが24時間飲み放題です。
こちらは3階のフリーラウンジのコーヒーマシーンです。


数十万円する立派なコーヒーマシーンが用意されており、


ゆうみオリジナルのコーヒーカプセルが4種類用意されています。



特にカフェラテが濃厚なミルクで美味しかったです。デカフェも用意してくれているのが嬉しいですね!
『ゆうみ』のスタッフの対応は?
紀伊乃国屋グループの『さざね』もそうでしたが、外国人スタッフが多いです。
しかし、いずれの宿でも外国人スタッフの日本語はとても流暢で、所作も丁寧。
滞在中に不快に感じることは一度もありませんでした。
日本人スタッフの対応も素晴らしく、紀伊乃国屋グループの教育レベルの高さに感心しました。



様々なホテルに宿泊してきましたが、さざねやゆうみのスタッフの対応はトップレベルですよ♪ 特に食事中のスタッフの気配りは素晴らしかったです。
【バーラウンジ】24時間コーヒー飲み放題
無料で楽しめるドリンクとスイーツサービス


2階に「バーラウンジ」があります。
写真はウェルカムドリンクが提供される15時から17時の様子です。
[ウェルカムドリンクはレモネードとリンゴ麦茶]で紹介した通り、季節に合わせたドリンクとお菓子が用意されています。


バーラウンジと後述のシーサイドテラスは2階ですが、3階にはフリーラウンジがあり、すでにご紹介したコーヒーマシーンで美味しいコーヒーをいただくことができます。


夜はいい感じの雰囲気で、なんだか深い話ができそうな空間になります。
宿泊客も限られており静かなので、ゆっくりと本を読むのもいいかもしれません。


3階のフリーラウンジからの景色も素晴らしいため、客室が3階でない方もぜひ立ち寄ってみてください♪
夜はアルコールの提供も


20時30分〜23時は、様々な種類のお酒が並んでいることから分かる通り、バーとして営業されお酒を楽しむことができます。(LO 22時30)
夕食で飲み足りなかった方はぜひバーラウンジを訪れてみてください。
【シーサイドテラス】開放感抜群のオーシャビューテラス


バーラウンジの向かいは「シーサイドテラス」になっており、ゆうみ自慢のテラスラウンジで海の景色を楽しむことができます。
目の前がビーチになっているため、心地よい波音がテラスまで届き、リゾート気分を存分に味わえました。


2月だったため少し肌寒い気温でしたが、膝掛けを用意してくれていました。


日差しが強くなるとパラソルを開いてくれるため、気温に関係なく、テラスでゆっくりすることができます。


今回宿泊したお部屋(309号室)のテラスから見た「テラスラウンジ」。
テラスラウンジはとても広くて開放的なオープン空間でした。


砂浜まで宿から徒歩30秒と謳われているとおり、本当に目の前が海水浴場になっているため、夏はたくさんの人で賑わっているのかもしれません。


ゆうみに宿泊したときはとりあえずシーサイドテラスに向かいましょう!



波音と潮風が心地よく、ソファの座り心地も良いため、ここで時間を過ごすだけでも『ゆうみ』に泊まって良かったと思えました♪
時間帯で表情が変わる富士山


天気が良ければお部屋やシーサイドテラスから富士山がしっかりと見えます。


ゆうみから富士山までは100kmほど離れていますが、改めて富士山の存在感に驚かされます。


夕焼けに染まる富士山と東京湾は言葉が出ないほど美しく、日頃の疲れが吹き飛びました…



宿泊前に日の入り時間は要チェック!夕食会場は窓側とは限らないため、絶対にサンセットを楽しみたい方は夕食時間をズラしましょう!
【露天風呂付き客室】3F 露天風呂付き客室(個室シャワーブース付)のお部屋をレポート


それではお部屋のレビューをまとめていきます。
今回宿泊したお部屋は3F 露天風呂付き客室(個室シャワーブース付)の309号室です。
部屋の雰囲気


こちらが入り口から見たお部屋の様子。
家具の配置がお家のようで落ち着きます。


お部屋の広さは37.1㎡(20.1㎡のテラス付き)で


ソファの生地は旅館には珍しいレザーです。
革張りのソファは高級感がありますが、冬だと体が冷えるためタオルを敷いて使用していました…笑
ここはファブリックの方が嬉しいですね。


テレビは50インチかそれ以上の大型サイズ。


最新のスマートテレビになっており、契約している様々なオンデマンドを大画面で楽しむことができます。


ベッドはセミダブルサイズで、マットレスの硬さも柔らかすぎず、ぐっすりと眠ることができました。
清潔なサニタリーエリア


続いて水回りです。
洗面所は幅のあるシンクですが、蛇口の取っ手が鏡のフレームに干渉しており、少し使いにくかったです。


奥はシャワーブースになっており、冬場でも屋内で身体を洗うことができるため、露天風呂付客室を選んでも問題ありません。


シャワーブースから直接テラスの露天風呂に入ることができるため、寒い冬でも外気に触れる時間は最小限です。


トイレはウォシュレットもついており、とても綺麗でした。
客室の露天風呂からの景色と泉質は?


お部屋の奥が20.1㎡もある広いテラスになっており、露天風呂もついています。


温泉は地下600mから湧出する安房の天然温泉。
湯船も大きく、足をしっかり伸ばしてお湯に浸れます。


24時間温かい状態なので、滞在中はいつでも気が向いたときに温泉を楽しめるのが温泉付き客室の嬉しいところです。
泉質はナトリウム・塩化物強塩泉で温泉特有のにおいは薄く、硫黄臭が苦手な人も気にせず入ることができると思います。
「神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・痔病・冷え性・疲労回復・慢性皮膚炎」などに効果があると言われています。


露天風呂からもしっかりと東京湾と富士山を一望できます。


テラスにはリゾートでよく見るソファが用意されていますが、座るとイマイチ景色が見えにくいので、あまり使いませんでした。


目の前は徒歩30秒でたどり着く砂浜になっており、海で遊ぶ人や釣り人もいて、良くも悪くもテラスは外部から丸見えです。
温泉に浸っていると外部からは見えませんが、立つと丸見えです。
気になる方は仕切りをして、外からの視線を遮りましょう。


もちろんテラスからは雄大な富士山が見えちゃいます。


サンセットがとても美しく、2階のテラスラウンジよりも3階のお部屋からの方が遠くの海まで見えるため、より迫力のある景色を楽しむことができました。


房総の夕日がこんなにも美しいとは…


富士山はシルエットになっても存在感があります。


東京湾を行き来する大きな船を眺めているだけで楽しいです。


とにかくお部屋の露天風呂が最高なので、お部屋に迷われた際は露天風呂付きの客室にすることをおすすめします♪



ただし、そんなにお風呂に入らなくてもいいという方は、後述の貸切風呂か大浴場でも満足できると思います!


ちなみに屋内は禁煙ですが、テラスは灰皿が用意されており喫煙が可能です。
アメニティと設備内容


アメニティは部屋に用意されています。


チェックインのときに、アメニティはお部屋に用意されていないと説明を受けましたが、なぜかお部屋に用意されていました(笑)


このようにアメニティは1階、2階、屋上に用意されており、必要な分だけお部屋に持ち帰ることができます。
お部屋によっては、本当にアメニティはお部屋に用意されていないのかもしれません。


ドライヤーは風量が自慢のKOIZUMI。


お部屋用の使い捨てスリッパも用意されています。
館内を歩く用にしっかりとしたスリッパもあるため、滞在中は靴を履かなくても大丈夫です。


乾燥する冬に嬉しい、加湿機能付きの空気清浄機もあり、しっかりと手入れされていました。
館内は浴衣か作務衣で動ける


大きなクローゼットには「作務衣、丹前、バスローブ、タオル類、金庫」が入っています。
もちろん作務衣は上下セパレートです。


浴衣はお部屋ではなく共有スペースに置いてあり、好きな柄とサイズを選ぶことができます。
フリードリンクサービス


ゆうみの地味に嬉しかったサービスが、お部屋の冷蔵庫に入ってあるドリンクが全て無料であること。
「ミネラルウォーター、お茶、スポーツドリンク、ビール、酎ハイ」と一泊なら十分なドリンクが用意されています。


お部屋を出て少ししたところにコーヒーマシーンがありますが、お部屋にもコーヒーカプセルとマシーンが用意されています。
【貸切風呂と大浴場】泉質・景色を徹底解説


1階と最上階に貸切の露天風呂が用意されているため、最上階の温泉の「月」と「渚」レビューしていきます。
露天風呂の雰囲気は?


最上階は露天風呂「月・渚・岬」と「海」があります。
最も眺望が良く、大きな露天風呂である「海」だけは時間に関わらず有料の予約制なので、利用したい方はフロントで予約しましょう。


こちらは露天風呂「月」です。
シャワーブースは1つしかないため、2人以上で利用する場合は順番に身体を洗うことになります。
泉質はお部屋の露天風呂と同じで、温泉特有のにおいは薄く、硫黄臭が苦手な人も気にせず入ることができます。
奥の窓を開けると絶景が広がるのですが、本当に外から丸見えになるため、少しだけ開けて景色を楽しむくらいがいいかもしれません。


こちらが露天風呂「渚」です。
浴槽の形が異なるだけで、内容は「月」と同じです。


貸切風呂の脱衣所にはエアコンがついているため、冬でも暖かいところで着替えることができます。
スキンケアアイテムやドライヤーも用意されているため、お部屋からはタオルだけを持っていけばOKです。
貸切風呂は予約が必要(5:00-10:00は自由に利用できる)
貸切風呂はお部屋に露天風呂がついていない宿泊客が優先的に使用できるようになっています。
しかし、「月・渚・岬・誼」の4つの風呂は5:00-10:00の間は、空いていれば事前に予約することなく自由に入浴することができます。
私たちも翌朝の7時45分に「月」と「渚」に行ってみましたが、誰も利用していませんでした。
しかし、景色・泉質・浴槽の大きさがお部屋の露天風呂と同じだったため、客室に露天風呂がついているプランの方はわざわざ行かなくてもいいかなと思います。



宿泊客も限られているためそこまで予約には苦労しないと思います。プライベートな時間を楽しみたい方はぜひ貸切風呂をご利用ください!
【夕食レビュー】ゆうみの豪華会席料理|口コミで評判の美食を実食!


温泉リゾートゆうみの宿泊を検討している方が最も気になっていることは「お食事」じゃないでしょうか。
まずは夕食の内容からレビューしていきます。
会場はホテル2階のダイニング[UMI]です。



ゆうみの食事は本当に素晴らしく、個人的には同グループの人気宿『さざね』よりも好みでした!ぜひお食事には期待して宿泊してみてください。
食事処の雰囲気は?


会場は眺望の素晴らしい半個室と個室の2種類が用意されています。
今回はお部屋から見える眺望と同じ半個室に案内していただきました。
ちょうど夕暮れの景色を見ている途中の17時30分に食事となったため、暮れ行く東京湾の続きを見ることができました。
会場へは作務衣もしくは浴衣で訪れることができるため、お風呂も上がってリラックスした状態で食事をいただけます。


ダイニング[UMI]から見える景色が本当に素晴らしく、半個室なので周囲の目も気になることはありませんでした。



食事の提供タイミングも完璧で、ちょうど食べ終わって一息ついた頃に次のメニューが出てくるため、流れがスムーズでストレスを一切感じませんでした♪
実際に食べた料理の写真と感想


チェックインで伝えた時間に行くと、まずはテーブルに前菜が用意されていました。
手前は「自家製醤油、白ポン酢、藻塩」です。
特に白ポン酢が珍しく、後で出てくる白身魚のお刺身とよく合い感動しました…!


前菜は左上から「北あかりのフラン蜆薄葛仕立て、ロマネスコの鮟鱇肝ソース、牛肉柔らか煮、南京柚子煮、鱈のブランダード、蟹味噌豆腐」です。
初手からビールが合いすぎる…


こちらは熱々の「辛子蓮根 蕪摺り流し仕立て」です。
これが一番美味しかったかもしれないダークホース。
すりおろした蓮根を玉子と辛子と合わせて揚げており、摺りおろした蕪を出汁にしています。
野菜の旨みと甘味がおいしく、素材の味が生かされた逸品でした。


続いては「鮮魚姿造り」。
房総で捕れた新鮮な魚が並びます。
ホウボウやメダイ、タコなど全てが新鮮でぷりぷりでした。
特にメダイと白ポン酢の相性が素晴らしく、初めての白ポン酢でしたが大変気に入りました…!


「活鮑の踊り焼き」です。
名前のとおり踊り焼きにするため、生きた鮑にレモンを振りかけて目の前で蒸し焼きにします。
鮑の活きが良すぎて見たこともないくらい動いていましたが、命に感謝しておいしくいただきました。
私は鮑の肝が苦手なのですが、今回の鮑はとても新鮮で苦味やエグ味は全く無く食べることができました。


続いてのお魚が「アコウダイの煮付け」です。
房総で捕れた深海魚で、完璧な煮付けで身も柔らかく、白米に合う味付けです。
ちなみに白米を食べたい方はスタッフに言えば持ってきてくれるそうです。


ここで、箸休めの「林檎のソルベ」。
上にはザクロが乗っています。
ソルベとは…?と疑問に思われた方もいるかもしれません。
見た目がアイスやシャーベットのようですが、シャーベットよりは濃厚でアイスクリームよりはシャリシャリ食感で、それらの中間のような冷菓でした。
さっぱりとしていて、口の中がリセットされました♪


こちらはオプションの「彩美牛の石焼き」です。
彩美牛は千葉のブランド牛で、それを富士山の溶岩石で焼いたステーキです。
お肉は約120gと、コースの中では十分な存在感です。
上には柚子おろしが乗っており、他にもピンクソルト&ブラックペッパーや胡麻だれが用意されていました。


焼き加減はミディアムレア。
溶岩石が熱々なので、提供されてから焼き加減は調節できます。
お肉は脂控えめでサッパリとしていて、でもちゃんと柔らかくて肉の旨味が詰まっていました。
ピンクソルト&ブラックペッパーで食べると肉の旨みをより感じることができました…!
魚がメインのコースなので、どうせならお肉も食べたい!と感じている方はぜひオプションをご検討ください!



彩美牛の石焼きの満足度は高く、私たちはオプションでつけて良かったと感じています!ただし、これが無くても十分なメニュー量なので、少食の方はつけなくてもいいと思います。


サラダもシャキシャキで新鮮です。


締めは「若布御飯と牡蠣の餡掛け稲庭うどん」。
ここまででお腹がいっぱいでしたが、どちらも美味しくてペロッと食べきれてしまいました。
細麺の稲庭うどんは満腹状態でも食べやすく、締め料理としてしっかりと計算されていることを感じます。
うどんは関西風で、牡蠣は宮城県産のものを使用しているそうです。


最後はデザートで「杏仁豆腐、南京タルト、イチゴ、ドラゴンフルーツ」と食後の飲み物でした。
飲み物は「コーヒー、紅茶、ほうじ茶」から選ぶことができました。
なぜかリゾートではよく見るドラゴンフルーツ。
見た目は綺麗だけど味をほとんど感じないドラゴンフルーツは、どの層に人気なんだろう…笑
杏仁豆腐が本格的なお味で好みでした♪



ゆうみの夕食はどれも質が高く量も十分なので、若者からお年寄りまで満足できるメニューになっていると思います!
【朝食レビュー】地産地消の絶品和朝食をレポート
最後は朝食のレビューです。
夕食と同じく、朝食も非常に質が高く大満足な内容でした。
事前に確認していた写真からは「少し品数が物足りないかも?」と感じていましたが、焼き魚のサイズが大きくご飯のお供が複数用意されているため、十分にお腹いっぱいになりました。



房総の清々しい朝の景色を眺めながらいただく朝食は格別でした…ぜひ朝食も楽しみにして宿泊していただければと思います!
朝食のメニューとおすすめポイント


朝はゆっくり温泉に浸かりたかったため、遅めの8時30分にしました。
ドリンクは「グァバジュース、お茶、水」が用意されていました。
さっぱりとしたグァバジュースで胃の調子を上げていきます。


たくさんの小鉢たち。
「小松菜のお浸し、明太子、ポテトサラダ、銚子産 鰯の甘露煮、温泉玉子、たらの子和え、納豆、お漬物」です。
どれもご飯に合う味付けになっており、朝から箸が止まりません…!


サラダは地元で収穫した野菜に特製胡麻ドレッシングをかけてただきます。


ご飯は「鋸南産コシヒカリ」の新米でした。
一粒一粒に艶があり、おかずがシンプルなのでお米の味を楽しむことができました。
おひつで用意されているため、食べたい量を調節でき、お代わりもしやすいのがありがたいですね。


「信田巻と大根の煮物」です。
どちらも出汁が染み込んでおり、美味くないわけがない。


「アサリの味噌汁」はちょうどいい味付けで、アサリの旨味が濃縮されていました。


珍しかったのが「若布のしゃぶしゃぶ」です。
茹でると一瞬でワカメが鮮やかな緑色に変わるのは、何度やっても楽しくて、味にこだわるだけでなく思い出に残る体験まで提供しているゆうみに感心しました。


ゆうみの朝食のおすすめポイントは間違いなくこちらの焼き魚。
こちらの「鯵の開き」は鯵の中だと最大なのではないかと思うくらい大きく、お家の朝食だと2-3人で1匹を食べるくらいのサイズでした。
鯵は脂がしっかり乗っていて、ふっくらジューシー。
無限にご飯が食べれてしまう見事な鯵の開きでした。
食後のデザートはバーラウンジで


食後のデザートは2階[バーラウンジ]にヨーグルトやフルーツが用意されており、宿にとっては人件費削減、客にとっては好きな量と種類を選んで食べられるためwin-winなサービスだと感じました。


フルーツは季節によって変わると思いますが、今回は「リンゴとパイナップル」でした。
特にパイナップルがとても甘くてジューシーでした。




ドリンクはすでにお馴染みの「ゆうみオリジナルコーヒーとルイボスティー」でした。


ヨーグルトにメープルシロップをかけて、フルーツと一緒にいただきました。
朝食会場から場所を変えていただくデザートは、朝食を二度楽しめている感じがしてお得な気分になりました。


食べ終わったらそのままシーサイドテラスでのんびり。
チェックアウトは11時なので、部屋に戻って温泉に入ったり、リラックスして過ごすことができました。



他の宿泊客はもっと早くに出発したのか、11時のチェックアウトは非常にスムーズで丁寧な対応をしていただけました。最後まで満足度の高いステイとなりました♪
【宿泊した感想&口コミ】実際に泊まって感じた『ゆうみ』の魅力
最後に『温泉リゾートゆうみ』に宿泊して感じた良かった点と微妙に感じた点をまとめていきます。
良かった点と微妙だった点をレビュー


- 日本人、外国人ともにスタッフの接客レベルが高い
- 朝食・夕食の質が非常に高く、量もちょうどいい
- 客室やシーサイドテラスからの眺望が素晴らしい
- 温泉特有のにおいが薄く、お肌がすべすべになる
- 宿全体が静かで落ち着いている
ゆうみの良かった点は上記のとおりです。
スタッフの接客レベルが高く、チェックイン、チェックアウト、食事会場で不愉快な思いをすることは全くありませんでした。
ゆうみの魅力である食事とオーシャンビューの眺望ですが、本当に素晴らしい内容だったと感じています。
平日に宿泊したからかもしれませんが、満室であるにもかからわず宿全体が静かで落ち着いた時間を過ごせたことも良かったです。
「また泊まりたい」と思えるステイ体験ができました。
一方で不満というほどではありませんが、微妙だったポイントは以下のとおりです。
- お部屋や最上階の露天風呂が外から丸見え
- 朝食時間が遅かったからか、他のテーブルを片付ける音が大きく騒がしかった
- お部屋は少し古い感じがする
砂浜が近すぎるが故に、外部から客室のテラスは丸見え状態です。
冬場は外に人がほとんどいないため問題ありませんが、暖かくなると人が増えてくると思いますので、少し気になるかもしれません。
今回宿泊した3F 露天風呂付き客室(個室シャワーブース付)ですが、清潔でとても居心地は良かったのですが、少し古い気もします。
ラグジュアリーなお部屋を求めている方は、ゆうみの近場だと紀伊國屋グループの人気宿『さざね』の方がおすすめです。



私たちにとっては微妙に感じたポイントは些細なことだったので、また機会があれば泊まりに行きたいと思います♪
2022年に宿泊した『さざね』の宿泊レビューはこちらの記事でまとめています!


カップル・夫婦・女子旅・ひとり旅におすすめの理由
- 食事会場が半個室か個室になっており、プライベート感がある
- 温泉がついている客室や貸切風呂は、一人でも二人以上でもゆっくりとお風呂に入ることができる
- バーラウンジやシーサードテラスなど大人の時間を楽しめる施設が用意されている
目の前は砂浜や岩場になっているためお子さま連れの家族も楽しめると思いますが、宿泊内容は比較的大人向けになっているため、ターゲットはカップル・夫婦・女子旅・ひとり旅になってきます。
『温泉リゾートゆうみ』はプライベートな時間を大切な人と過ごしたい方にオススメです。
『ゆうみ』と『さざね』のどちらがおすすめ?
『温泉リゾートゆうみ』の近くには、同じく紀伊國屋グループの人気宿『さざね』があり、どちらの宿にしようか迷われる方もいるのではないでしょうか。
スタッフはどちらの宿も外国人の方が多いのですが、どちらも接客は非常に丁寧で満足度が高かったです。
お料理に関しては『さざね』も素晴らしい内容ですが、比較すると『ゆうみ』の方がメニューのバランスが良くて、味のレベルも高かったように感じます。
また宿全体のきらきら感は『さざね』の方が強く、最も安い客室でもデザインがかなり洗練されています。
また、『ゆうみ』よりも『さざね』の方が宿泊費用が高めに設定されているため、予算から決めるのもありだと思います。
ただ、『さざね』はシーズンによっては数ヶ月先の平日まで満室であることもあり、予約を取ることが難しいというデメリットはあります。



どちらに宿泊しても満足できますが、お部屋の洗練さを求める方は『さざね』、眺望と料理を求める方は『ゆうみ』がオススメです!
2022年に宿泊した『さざね』の宿泊レビューはこちらの記事でまとめています!


【まとめ】温泉リゾートゆうみは絶景×美食×温泉が揃った極上宿


以上『温泉リゾートゆうみ』の宿泊レビューをまとめました!
改めて『ゆうみ』の特徴をまとめると次のとおりです。
- 都心からアクセスが良く、気軽にリゾート気分を味わえる
- 全室オーシャンビューで天気が良いと富士山が見える
- スタッフの接客レベルが高い
- 朝食・夕食のどちらもクオリティが高い
- お部屋に露天風呂がついていなくても貸切風呂でゆっくりと温泉を楽しめる
まさに「絶景×美食×温泉」の三拍子が揃った大人の時間を過ごせる宿だと思います。
都心からのアクセスも良いため、手軽に非日常なリゾート気分を味わい方はぜひ宿泊をご検討ください♪
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