2021年10月2日(日)に兵庫県神戸市東灘区の六甲アイランドにある神戸ファッション美術館にて開かれている、深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」に行ってきました。
器の中に金魚が泳いでいます。
写真で見るともはや絵には見えませんよね…美しい金魚です。
こちらは透明樹脂(エポキシ樹脂)を何層にも重ねて器の中に入れ、その透明樹脂の層ごとにアクリル絵具で絵を描いているそうです。
まさに金魚が水の中で泳ぎ回っているような立体的で躍動感溢れる絵を作り出しています。
絵画作品の制限でもあり限界であった平面(2D)を飛び越え、立体作品(3D)に近づいたものということで、2.5D Painting(滅面積層絵画)と呼ばれています。
2002年に深堀氏によって生み出されたようですが、今では3Dプリンターでやることを人の手でやってみたような技法ですね。
作品をテレビで見たことはありましたが、実際に見てみると本当にすごいの一言です。
なぜここに金魚がいるのか、この金魚はその時の深堀氏を表していて、どのような気持ちで描いたのか、、、
もちろんのことですが、写真を撮影できるエリアは限られているため、写真の数はとても少ないです。
少しでも展示会の雰囲気を感じていただければ幸いです。
名称 | 住所 |
神戸ファッション美術館 | 神戸市東灘区向洋町中2-9-1 |
駐車場
美術館地下の神戸ファッションプラザ駐車場があります。
100円/20分(最大料金 550円)
提携駐車場ではなく、美術館を利用しても割引はありませんので注意しましょう。
深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」の基本情報
開催期間:2021年9月11日(土) - 11月7日(日)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
入館料:1000円(一般)
500円(65歳以上、大学生)
無料(高校生以下)
入場料は、これらのカードを提示することで200円割り引かれます。
生協カードでお得に入れちゃいました♪
新作インスタレーション作品「僕の金魚園」
展示会の中で唯一写真撮影が許可されているエリアとなります。
遠くから見ると、めっちゃたくさんの金魚がいるように見えますよね。
少し近づいてみると、、、
“ん?なんか魂のような形をしている、、、金魚、、、?”
こういうポッピーな表現もされるんですね。描くのはリアルな金魚だけではないようです。
普通に可愛いです。
こちらが透明樹脂を用いた、本気の?金魚です。
もうこうなると袋の中で金魚が泳いでいるようにしか見えません。
他の作品もそうですが、透明樹脂による水の表現も素晴らしくて、今にも動き出しそうな泡や水面が印象的でした。
このような作品が他にも300展ほど展示されており、意外なものに金魚が詰め込まれていて笑ってしまう作品もあります。
グッズ販売
入口(出口)には金魚グッズが多数置いてあります。
金魚ファンにはたまらないのではないでしょうか。
まとめ
ほとんど写真撮影はできないため、本記事のみでこちらの展示会の魅力をお伝えすることはできませんが、少しは深堀氏の金魚アートを感じてもらえたでしょうか。
写真で見るよりも、現物を見ることでさらにこの2.5 Paintingの技法の凄さを体感することができると思いますので、お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
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