LUUPが向いている人は?ヘルメットと免許なしで利用できるLUUPアプリの使い方と事前準備を解説!

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最近、街を歩いていると鮮やかな緑色の電動キックボードや電動自転車を見かける機会が増えてきていませんか?

暑い夏でも汗をかかずに涼しげに移動する姿を見て、「羨ましい…」と思ったことがある人も多いはず。

本記事ではちょっとした距離を移動するのに便利な『LUUP』を実際に使用している筆者が使用感をレビューしていきます!

『LUUP』についてよく分からない方に向けて、サービスの特徴と料金、口コミや評判からLUUPに向いている方を詳しく解説します。

ぜひ最後までご覧いただき、明日からLUUPを使い始めましょう♪

LUUPの特徴
  • “チョイ乗り”で数分の移動を快適にできる
  • 電動キックボードは16歳以上は免許なしで利用できる
  • ヘルメットの着用は自転車と同じく「努力義務」
  • 利用してみると新しい移動体験ができて楽しい
  • 都会で走るのは少し怖い

本記事で記載している情報は、記事を作成した2023年10月時点となります。
最新情報はLUUP公式HPでもご確認ください。

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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タップできる目次

LUUPの特徴とサービスの内容

LUUPとは(引用:LUUP公式HP)

『LUUP』とはスマホ1つで電動キックボード、電動自転車を使うことができ、街中の好きなところに移動できる新しいシェアリングサービスです。

『株式会社Luup(本社:東京渋谷区)』が2020年5月にサービスを開始し、24時間好きなときに街に設置された“ポート”からキックボード(もしくは自転車)を借り、目的地付近のポートに返却することができます。

サービス提供開始時に50カ所だったポート数は2023年10月時点では全国4,600カ所まで増えており、人々の新たな移動手段として普及しつつあることが分かります。

電動キックボードと電動自転車をシェアできる

LUUPの外観(引用:LUUP公式HP)

『LUUP』で借りられる電動モビリティはキックボードと自転車です。

海外ではキックボードでの街中移動は一般的な地域も多いですが、日本においてはまだまだ珍しく、最初の一歩を踏み出せていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方は電動自転車からLUUPの利用を始めてみることをおすすめします♪

どんちゃ

一度サービスを使い、便利だと感じれば電動キックボードにもチャレンジしてみるといいかもしれません♪

免許なしで登録できる

LUUPの登録と利用に免許は必要ありません

2023年7月に施行された改正道路交通法により「特定小型原動機付自転車」となった電動キックボードは16歳以上の方であれば免許不要で乗れるようになりました。

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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設置場所は都会が多い

LUUPの設置場所は以下の通りです。

LUUPを利用することができる地域

東京、大阪、横浜、京都、神戸、名古屋、広島、宇都宮、その他

東京から始まったLUUPのポート設置数は増加し続けていますが、田舎寄りの地域へのポートは少なく、都会に密集しています。

LUUPは“チョイ乗り”をコンセプトとしているため、建物や観光地が密集している都会と相性が良いことは間違いありません。

お住まい地域にLUUPが無い方は、観光に訪れた際に意識して利用してみるのはいかがでしょうか♪

各地域におけるポートの展開エリアはLUUP公式HPからご確認いただけます。
LUUPが利用できる主なエリア

ヘルメットの着用は努力義務

2023年10月時点で電動キックボードは特定小型原動機付自転車に指定されており、ヘルメットの着用が「努力義務」となっています。

努力義務とは法律上は義務ではなく、違反しても罰則の対象にはなりませんが、ヘルメットを着用するように努めなければいけないという意味になります。

現在は自転車も同様にヘルメットの着用が努力義務であるため、身の回りにもヘルメット着用者が増えてきているように感じています。

LUUPで電動キックボード、電動自転車に乗車する際は“できるだけ”ヘルメットを着用するようにしましょう。

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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LUUPの利用料金(2023年11月時点)

LUUPを利用するためには「ライド基本料金+時間料金」もしくは「時間料金のみ」が発生します。

電動キックボードと電動自転車で共通の料金体系となります。

ただし、2023年11月からは以下の地域で料金体系が変更されます。

2023年11月から利用料金が変更される地域

東京、京都、横浜、神戸、名古屋、広島

利用料金をそれぞれの地域に分けてご紹介しますね♪

大阪など

東京、京都、横浜、神戸、名古屋、広島

ライド基本料金+時間料金の地域(大阪など)

「ライド基本料金」は利用時間に関係なく発生する固定の料金のことで、50円(税込)です。

LUUPを一度返却して再度利用する場合は、再び50円のライド基本料金が発生するため注意が必要です。

「時間料金」は利用時間に応じて発生する料金のことで、1分ごとに15円です。

つまりLUUPの利用料金は下記のとおりです。

50円(ライド基本料金)+15円×利用時間(分)

例えば10分利用した場合は「50円+15円×10分=200円」となります。

ライド基本料金と時間料金が通常とは異なる地域・都市の一覧

スクロールできます
地域ライド基本料金時間料金
栃木県 宇都宮市通常料金(50円)165円/30分
沖縄県 カヌチャリゾート250円50円/1分
福井県 あおい町通常料金(50円)100円/10分
滋賀県 米原市通常料金(50円)250円/30分
和歌山県 那智勝浦町350円250円/15分
京都府 舞鶴市通常料金(50円)100円/10分
岐阜県 奥飛騨温泉郷1,000円100円/10分
通常料金と異なる都市・地域の料金体系(料金は税込表記)

料金体系と対象地域は変更される可能性があるため、最新の情報は公式HPよりご確認ください。
LUUPの公式HPで料金体系を確認する。

料金体系は変更されることがあるため、最新の情報はアプリ内で利用前に表示される内容を確認しましょう!

時間料金のみの地域(東京・京都・横浜・神戸・名古屋・広島)※2023年11月〜

新しい料金体系(引用:LUUP公式HP)

2023年11月(昼12時以降)から「東京・京都・横浜・神戸・名古屋・広島」における利用料金が変更されます。
※2023年10月までの利用料金は「ライド基本料金+時間料金の地域(大阪など)」と同じです。

変更前:ライド基本料金 50円(税込)+時間料金 1分ごとに15円(税込)の合計
変更後:時間料金30分ごとに200円(税込)

ライド基本料金は廃止され、時間料金のみ発生するシンプルなプランで分かりやすくなります。

変更前は「ライド基本料金+時間料金の地域(大阪など)」で計算したとおり10分間の利用で200円発生したため、時間料金200円(/30分間)への変更は10分以上利用する方にとってはかなりお得になったのではないでしょうか。

どんちゃ

変更前の時間料金が1分ごとに発生する料金体系では、気軽にコンビニに立ち寄ることができなかったり、ライド中に気持ちが焦ってしまう部分があったので嬉しい変更ですね!

「東京・京都・横浜・神戸・名古屋・広島」の都市であっても「ライド基本料金+時間料金の地域(大阪など)」でご紹介した一部の地域では異なる料金体系となります。

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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LUUPのメリットとデメリット

メリット
デメリット
  • 電動キックボードは移動する楽しさを体験できる
  • アプリのポートの写真が分かりやすくて見つけやすい
  • 電動自転車は使い慣れているため安心して利用できる
  • キックボード(もしくは自転車)をポートに乗り捨てることができる
  • 東京、大阪、京都は特にポート数が多く観光や通勤、通学に便利
  • ポートが都会に偏っている
  • 地域によっては利用料金に割高感がある。
  • 電動キックボードは荷物を入れるカゴがない
  • 思ったより都会で走るのは怖い
LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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LUUPが向いている人(向かない人)

LUUPが向いている人
  • サービス提供地域に住んでいる、もしくは訪れる予定がある方
  • 通勤や通学で数分間の利用を想定している方
  • 観光目的で移動時間を楽しく短縮したい方
  • 新しい電動モビリティサービスを体験したい方

まず大前提ですが、LUUPのポートが設置されている地域に住んでいる、もしくは観光で訪れる可能性がある方はLUUPの利用を検討する価値があります。

LUUPのメリットとデメリット」でもあげましたが、現状LUUPのポートは都会に集中しているため、利用者が限られてしまうことは否めません。

LUUPが向いていない人
  • 健康のために少しでも歩きたい方

LUUPのコンセプトは“チョイ乗り”なので、全然歩ける距離で乗る方も多いと思います。

時間はかかってもいいから少しでも歩いて健康を高めたい方はLUUPには向いていないかもしれません。

LUUP利用時の注意点

LUUPを利用する際に気をつけるべきポイントをまとめていきます。

利用できる地域を確認する

LUUPの外観(引用:LUUP公式HP)

まずはLUUPの利用を考えている地域でサービスが提供されているか確認しましょう。

一部の観光地でサービスを提供している例もありますが、ほとんどが都会に集中しています。

対象地域の利用料金を事前に確認する

LUUPの利用料金(2023年11月時点)」の項目でも解説しましたが、利用地域によって料金体系が異なる場合があります。

利用後にびっくりしないためにも、事前に確認しておきましょう!

利用前に充電されているか確認する

LUUPのキックボードや自転車は“電動”なので充電が必要です。

そのため利用途中にバッテリーが切れてしまうことも考えられます。

充電が切れてしまうとどちらもただの重たいお荷物で歩いた方がマシのため、利用前にアプリでモビリティが充電されていることを確認しましょう!

支払い方法はクレジットカードのみ

2023年10月時点のLUUPの支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
※ VISA, Mastercard, JCB, AMERICAN EXPRESS, Diners Club, DISCOVERに対応。

LUUP公式HPによると、クレジットカード以外の支払い方法は順次対応していくと記載があります。

安全な運転を心がける

無事LUUPに乗れたら安全な運転を心がけて気持ちよく走りましょう♪

LUUPは慣れた地域以外を走る場合もあるかと思いますので、いつも以上に周囲を警戒して交通ルールを守って走るように心がけましょう。

どんちゃ

観光地で2人以上で利用する場合も並走やお喋りに夢中になりすぎないように気をつけましょうね!

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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LUUPアプリの登録方法(やり方):約10分

それでは実際にLUUPを利用するまでの流れをご紹介しますね!

ご紹介する登録内容は10分ほどかかりますので、利用直前ではなく前日までにお家で事前登録を終わらせておきましょう。

STEP

LUUPアプリ(無料)をダウンロードする

まずはお手持ちのスマートホンにLUUPアプリ(無料)をダウンロードしましょう。

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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LUUPアプリ画面

ダウンロードしたアプリを開くと「アカウント登録/ログイン」の画面が表示されます。

STEP

電話番号を登録する

まずは電話番号を登録します。

ご自身のスマホの電話番号を入力しましょう!

STEP

プロフィールを入力する

続いてプロフィールを設定します。

「氏名、生年月日、メールアドレス」を入力しましょう!

STEP

支払い方法の設定

支払い方法を設定します。

2023年10月時点での支払い方法はクレジットカードのみです。

すぐにカード番号が分からない方は後からでも登録できます。

STEP

クーポンコードを入力する

続いて、クーポンコードをお持ちの方は入力できます。

2023年10月だと「初回ダウンロードクーポン(30分間無料)」があるため、ここで入力します。

ここで基本情報の登録は完了となります。

STEP

キックボード利用準備を進める

基本情報の登録を終えたら、アプリトップ画面左上の人型のアイコンを押して、メニュー画面を開きましょう。

電動キックボードを利用するためには追加で事前登録が必要です。

メニューを開いたら、「キックボード利用準備」を押しましょう!

こちらの画面で「クレジットカードの登録、年齢確認書類の登録、交通ルールテストの合格」を登録していきます。

STEP

年齢確認書類の登録

年齢確認書類は「運転免許証、パスポート、在留カード、マイナンバーカード」から選択して1つだけ登録します。

電動キックボードは免許は不要ですが、16歳以上であることを証明しなければ使用することができません。

STEP

交通ルールテストの受験

最後の事前準備は「交通ルールのテストを合格する」ことです。

11問のテストを「はい」か「いいえ」で答えていきます。

全問正解するまで登録は完了しないため、余裕を持ってチャレンジしましょう!

STEP

事前登録の完了

「基本情報」と「クレジットカード、年齢確認書類の登録、交通ルールテストの合格」を登録までが事前準備となります。

どんちゃ

長いと10分くらいはかかるため、余裕を持って登録を終わらせておきましょう!

LUUPの使い方(利用当日)

1.アプリのトップ画面からポートを探す

LUUPアプリのトップ画面から電動キックボード、もしくは電動自転車を利用したい地域でポートを選択します。

アプリの事前登録を終えていない場合は「LUUPアプリの登録方法(やり方):約10分」をご参照ください。

例えば大阪の「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」を選択すると、上記のような画面が表示されます。

左の絵柄からキックボードか自転車を判断できます。

電池のマークが黄色になっているものは充電が少ないため選ばないように注意してください。

2.車体のQRコードを読み取る

引用:LUUP公式HP

利用するポートを決めたら、現地に向かいキックボードもしくは自転車の車体に付いているQRコードをアプリで読み取ります。

3.返却するポートを選択する

目的地付近で返却したいポートをアプリ上で選択します。

どんちゃ

返却するポートはライド中にいつでも変更できるので、目的地を変更した場合はアプリから操作を行いましょう!

4.走り出す

利用規約に同意して、いよいよライド開始です。

操作はとても簡単。

右のレバーを親指で押すだけで前に進んでくれます。

電動キックボードの詳しい乗り方については公式HPよりご確認ください。
LUUP公式HPでキックボードの走行方法を確認する。

4.返却ポートで車両をロック

目的地の返却ポートに車両を戻したら、アプリを立ち上げて「ライド終了」を押します。

すると車両にロックがかかります。

5.返却ポートで車体の写真撮影

そのままアプリの指示に従うと、写真撮影が求められます。

返却した車両とポートが映るように写真を撮り、アプリ上にアップロードして返却は完了です。

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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実際にループで電動キックボードに乗ってみた感想

大阪市内のポート

最後に実際にLUUPの電動キックボードに乗っている筆者のある日のライドの様子をまとめていきます。

LUUPの使い方(利用当日)でご紹介した通り、乗りたい場所の付近にあるポートを探してから向かいます。

事前に目的地付近の返却ポートも選んでおくと時間を無駄にすることなく乗り始めることができます。

電動スクーターのQRコードを読み取る

LUUPアプリでハンドル付近のQRコードを読み取ると、

ライド料金と「出発」「返却」ポートが表示されました。

こちらは11月末に利用しましたが、大阪で利用したため利用料金は旧システムです。

電動キックボードのロックが解除され動かせるようになります。

どんちゃ

この瞬間から1分ごとに料金がかかり、気持ちが焦ってしまうので、全ての地域で新料金システムにして欲しいですね。

スマホホルダー

スマホホルダーが付いていますが、スマホに分厚いケースをしていると少し不安定なので、ケースから外して装着することをお勧めします。

LUUPの走り方はLUUPの使い方でご紹介した通り、右ハンドルのレバーを親指で押すだけです。

LUUPの最大速度は20km/h自転車よりも少し早い程度なので、大したことないと思いきや…

初めて乗った時は都会で車の通行も多く、「意外と早いし、怖い…!」と感じました。

LUUPは歩道は走れないため車道を走ることになり、低速で走るのも危険なので、基本的には速度制限をかけることはありませんが、こちらのボタンを押すと最大6km/hに速度制限をかけることができます。

方向指示器とクラクション

左ハンドルには「方向指示器」が付いているので、カーブするときはしっかりと周囲にアピールすることができて安全です。

大阪市内のポート

無事予定していたポートに辿り着きました。

アプリで終了操作をして、ライド完了となります。

特に操作で難しいことはありません。

初めて行く場所だと返却ポートを見つけるのに苦労することがある(建物の中にあったりします)ため、事前に地図情報は確かめておいた方がいいです。



今回は19分のライドだったため、335円(50円+15円×19分)でした。

電車で移動するよりも少し高くなりましたが、自転車とは違うワクワクする体験ができたので満足できました。

どんちゃ

不慣れな土地で交通ルールを守りながら、時速20km/hで走ることは意外と疲れます。安全運転で慎重に移動を楽しみましょう!

まとめ〜ちょっとした移動に便利なサブスク〜

以上、“チョイ乗り”に便利なLUUPの詳細をお届けしました!

実際にLUUPの電動キックボードに乗ってみると爽快感があり、移動がワクワクするイベントとなりました。

徐々にユーザーも増えており、周りの目も気にならなくなってきています。

料金体系の変更やポートの拡大など、まだまだ発展途上のLUUPですが、数分間お試しで使ってみてはいかがでしょうか♪

LUUP/ループ:シェアサイクル &電動キックボードシェア

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