本記事は2022年7月16-17日に宿泊した“W大阪(W Osaka)”の宿泊記となります。
W大阪はマリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーホテルブランド『Wホテル』として、2021年3月に日本初上陸しました。
W大阪を一言で表すと、
✳︎ 映え ✳︎
そのため、「高級ホテルでしっとりと静かに過ごしたい…」というよりは、
「美味しい食事やキラキラした空間で感性を刺激し、非日常を楽しみたい!」
このような方にオススメのデザイナーズホテルです。
ホテルは大阪のメインストリートである“御堂筋”に面しており、心斎橋駅から徒歩5分という好立地。
大阪の観光を満喫するための拠点としても大活躍します。
最高にワクワクするホテル『W大阪』の魅力をお届けします! 大阪「ミナミ」の空気を楽しみ尽くしましょう!
- 大阪「ミナミ」の中心にあり、地下鉄御堂筋線の心斎橋駅から徒歩圏内
- マリオットアメックスプレミアムカードで無料宿泊が可能
- 映えが飽和したキラキラ空間
- スタッフの接客レベルが高い
- 『Oh.lala…』の朝食が絶品
住所
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目1-3
マリオットボンヴォイカテゴリー
6
アクセス
電車:大阪メトロ「本町駅」徒歩5分
大阪メトロ「心斎橋駅」徒歩5分
駐車場
有り(5,000円/泊)
部屋数
337室
チェックイン/チェックアウト
15:00 / 12:00
電話番号
06-6484-5355
公式HP
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/osaow-w-osaka/
W大阪の基本情報
W = Whenever / Whatver
Wホテルは、マリオット・インターナショナルの“ラグジュアリーブランド”に属しています。
Wホテルブランドの特徴は、ラグジュアリーの枠にとらわれない大胆な個性を持つことです。
1998年にニューヨークにて誕生したWホテルは、ラグジュアリーにイケイケな雰囲気を際立たせたホテルで、2021年3月にようやく『W大阪』が日本に初上陸しました。
W大阪のデザインは、世界的に有名な建築家「安藤忠雄」氏が監修しており、さまざまな場所に《大阪商人の遊び心》が盛り込まれており、大阪ならではの個性的な空間となっています。
Wホテルの『W』には、
Whenever / Whatver
(いつでも、どんなことでも)
という意味が込められています。
ゲストのあらゆるニーズに対応することを掲げたW大阪の滞在では、ホスピタリティ溢れる素晴らしい接客を受けることができました。
イケイケの雰囲気の中にも、大人なラグジュアリーで非日常要素をうまく残したバランスが取れたホテルです!
W大阪へのアクセス(駐車場あり)
W大阪は、大阪のメインストリート『御堂筋』に面しており、大阪を代表する繁華街『心斎橋』から徒歩5分という好立地にあります。
アクセス方法は電車か車になります。
電車でお越しの方(何番出口がいい?)
- 地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」3番出口より徒歩5分
- 地下鉄御堂筋線「本町駅」11, 12, 13,15番出口より徒歩6分
☆ JR「大阪駅」・阪急「梅田駅」から地下鉄御堂筋線を利用で約20分
☆ 地下鉄御堂筋線「新大阪駅」から約15分
車でお越しの方(駐車場あり)
- W大阪ホテル西側の正面玄関
料金:1,500円 / 1時間、5,000円 / 一日
W大阪の駐車場はさすがラグジュアリーホテルの価格ですね…
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ペットと宿泊が可能
W大阪は、ペットの愛犬と同伴で宿泊が可能です。
世界中のWホテルでは、愛犬と宿泊できるプログラム『P.A.W.(Pets are welcome)』が展開されており、W大阪でも導入されました。
留意点
- 1滞在につき、清掃代15,729円とペット宿泊費2,530円がかかる
- ケージを持参する必要がある
- 犬はお部屋のみで、共有施設は利用不可
- 体重は18kg以下
- 予約方法は電話かメールのみ
公式サイトにペット宿泊プランは出てこないため、通常通りに予約した後に電話かメールでW大阪にペット同伴の旨を伝えましょう!
W大阪の宿泊に必要なポイント数
W大阪は、40,000〜60,000ポイントで宿泊することができます。
今回は、マリオットアメックスプレミアムカードの特典である「無料宿泊特典(50,000pt)」に手持ちの10,000ptを追加してポイント宿泊しました。
通常であれば、70,000円ほどするホテルがポイントで泊まれたことに、改めてマリオットアメックスプレミアムカードの威力を感じました…!
W大阪がカテゴリー6であることは不思議…今後カテゴリーが上がる可能性があるため、無料宿泊特典を利用したい方は早めに行っておいた方がいいかもしれません!
ゴールドエリート会員の特典
- 客室のアップグレード(スイートルームは除く)
- ウェルカムギフト(500ポイント)
- 宿泊費25%ボーナスポイント
- レイトチェックアウト(14時まで)←今回の滞在では12時まででした。
- レストラン15%割引 ←マリオットアメックスプレミアムカードを所有している場合
今回の宿泊は繁忙期で、アップグレードはありませんでした…(悲)
プラチナエリート会員の特典
- 客室のアップグレード(スイートルームを含む)
- ウェルカムギフト(1,000ポイント or 朝食2名無料 or オリジナルグッズ)
- 宿泊費50%ボーナスポイント
- レイトチェックアウト(16時まで)
- レストラン15%割引 ←マリオットアメックスプレミアムカードを所有している場合
- プール利用料が無料(会員のみ)
W大阪はスイートルームが50室もあるため、スイートルームへのアップグレードの確率は高めです! プラチナステータスを持っている場合は、かなりお得に楽しめるホテルです。
W大阪の宿泊レビュー
W大阪の外観
昼
W大阪は、テスラやフェラーリなどの高級ブランドショップが立ち並ぶ御堂筋に面しています。
建物は、心斎橋では一際目立つ27階建てになっており、真っ黒で外からは何も見えない外観となっています。
W大阪の御堂筋に面した入り口(東側)です。
いかにもラグジュアリーが漂っていますね!
夜
夜になると中の様子がうっすらと見えるようになります。
昔の大阪商人のように、密やかに楽しんでいる雰囲気が漂います。
エントランス 〜 受付
W大阪を象徴するエントランス。
折り紙にインスパイアされた色鮮やかなトンネルで、季節によって色が変わります。
これだけ映えると、インスタ女子たちがこちらで撮影会に熱を入れるのも納得です。
トンネルをくぐると、エントランスホールで名前を尋ねられます。
チェックイン前に荷物を預けに行きましたが、迅速に対応していただき、チェックイン時にちゃんと客室まで運んでおいてくれました。
トンネルからエントランスホールまでは、W大阪オリジナルのピーチのような甘い香りがします。
これがめちゃくちゃ落ち着く香りです!
ちなみに、奥のオシャレな階段を登ると、
2階には、広さ390m2、収容人数220名の大宴会場『REAT ROOM』があります。
エレベーターもW大阪の遊び心が表れています。
ホテルに入ってから、W大阪の演出に圧倒されまくりです。
さぁ!いよいよW大阪の心臓部の3階(W階)に向かいます。
フロントロビー (W階)
エレベーターを降りると、大阪の文化をあらゆる場所に盛り込んだ個性的な3階(W階)にたどり着きます。
3階(W階)には、チェックインロビーとラウンジレストラン『LIVING ROOM』、『Oh.lala…』があります。
手前の赤い椅子は日の丸をイメージしており、バーカウンターは提灯が灯されています。
滞在中にお世話になるコンシェルジュデスクの後ろには、カラフルなコケシ。
こちらは、性別や国籍を問わずにあらゆる人を迎え入れることを表現しています。
こちらがW大阪のチェックインカウンターです。
カメラを向けると、慣れている受付のお姉さんたちは、笑顔で一時的に退散してくださいました(笑)
こんな空間を見たら写真を撮らずにはいられません…!
天井にはビー玉を模したライトがぶら下がっており、独特な雰囲気を演出しています。
W階 〜 お部屋
1〜3階までとは異なるエレベーターで客室へ向かいます。
今回は、18階の『コージーツイン』のお部屋です。
エレベーターを降りると、W階とは別世界。
賑やかだった音楽もなくなり、青色のネオンが大人っぽくラグジュアリーです。
W大阪はパブリックスペースと客室フロアの音による棲み分けが印象的ですね。
ふかふか絨毯の廊下を進んで、
1803号室に到着!お部屋に入る瞬間がたまりません。
客室『コージーツイン』
お部屋の様子
こちらがW大阪のコージツインのお部屋です。
真っ先に驚くことは、入った瞬間に自動でカーテンが開くこと…!
逆から見るとこのような感じです。
シンクとバスルームが吹き抜けているため、広々としていて大好きです。
もちろんバスタイムが丸見えでは困る方もいらっしゃいますので、仕切ることもできます。
この作りは同じくマリオット系列の『EDITION 虎ノ門』を思い出します。
【ブログ宿泊記】東京タワーが見える部屋の詳細を解説!東京エディション虎ノ門 アフタヌーンティーや朝食を紹介 ーお部屋+アメニティ編ー
ベッドサイドには、スピーカーやマスク、電話などが用意されています。
スピーカーはTivoliで、アナログでレトロな雰囲気がありますが、クリアで広がりのある音が印象的でした。
フロントに用件がある場合は、「whatever / whenever」のボタンを押すだけで繋がりますよ〜
今回は「whatever / whenever」を押して、氷をオーダーしました(もちろん無料)!
部屋の奥には小さなバーカウンターがあり、大人な雰囲気と都会の景色を2人で楽しむことができます。
冷蔵庫はありますが、スペースにあまり余裕はないため、持ち込むときは量に注意しましょう。
横にはどう撮っても自分が写り込んでしまう、ブロガー泣かせのMix Barがあります。
(写真の画角調整に必死です。)
水が4本と、
コーヒーと紅茶は無料です。
さて、、、ここでお気づきになりましたでしょうか?
大人のためのアイテムが用意されていることに…!
さすが遊び心溢れる大人のためのホテル『W大阪』ですねっ♡
バーカウンターの横には、程よい硬さのソファーがあります。
こちらのソファーが最高のくつろぎを提供してくれます。
ベッドの向かい側は全面が鏡(カラフルな襖絵で隠れている部分も鏡です)。
このようなところも、高級ラ◯ホと言われるW大阪の特色ですね(笑)
コージーツイン(1803)の眺望
18階だと高さは大したことないでしょ、、、なんて思ってはいけません。
心斎橋エリアは、あまり背の高いビルはないため、18階でも綺麗な景色を楽しめます。
夜になると、都会の夜景を楽しむこともできます。
しかし、写真では高さの感じが伝わりませんね…
バスタブ、シンク
白く肌触りの良いシンクです。
ラグジュアリーホテルのシンクは、どうやっても周囲がビショビショに濡れてしまう作りですよね。
アメニティの一部ですが、シンクの奥に見えるのが、ボディークリームとクレンジングです。
シンクの横には仕切りもなく、バスタブが設置されています。
バスタブの上にあるのが、体を洗う用のミトンです。
(左右の手で変えるのが面倒くさくて、結局タオルのように使って体を洗いました…笑)
バスタオルとフェイスタオルは、「2人分ではないでしょ」って突っ込んでしまうくらいの数が用意されています。
これも大人の事情による配慮でしょうか(笑)
全て『今治タオル』で、フッカフカのふわふわです。
シンクの向かいには、ちゃんと個室のシャワールームがあります。
ラグジュアリーホテル御用達?の直角シャワーです。
レインシャワーがついているホテルに泊まるたびに、自分の家にも設置したい衝動に駆られます。
シャンプーなどは、イタリアのヘアケア&スキンケアブランドの『Davines』のMomo(50mL)です。
ダメージケアに特徴があります。
甘くてフルーティーな香りではなく、グリーンでウッド感が強めの大人な香りです。
Amazonで検索すると、シャンプーの250mLで3,480円(2022年7月25日時点)で販売されています。
備品とアメニティたち
ドライヤーは、『SALONIA』です。
低価格ながら、低温で大風量なので、髪がサラサラになるため、僕のお気に入りです。
左は、珍しい真っ黒のバスローブです。
フードも付いていて、可愛さに溢れています。
右は、麻の質感の部屋着です。
とても軽いので、これを着て寝ても体が疲れることはないと思います。
クシや歯ブラシなどの通常プラスチックの部分は全て木の素材でした。
最新のホテルはこのようなところにもサステナブルを意識しています。
最近少しずつ出会うようになってきた木の歯ブラシは、サイズが大きいのと摩擦により磨きにくいため、ちょっと苦手です…
が、用意してくれるだけありがたいですね!
マウスウォッシュが置いてあったのは、嬉しかったです。
バスソルトは「ラベンダー」と「ユーカリ」がありました。
ユーカリは、山の中にいるかのような爽やかな緑を感じる香りで幸せのバスタイムとなりました。
備品の中で最も感動したのが、こちらのスリッパ。
厚みがあってフワフワで歩きやすく、客室での時間が快適になりました。
あまりにもフカフカで履き心地が良いため持ち帰る人も多いそうです。
このようなところでも、ラグジュアリーホテルの細かい配慮を楽しめます。
ロビーラウンジ 『LIVING ROOM』(W階)
3階(W階)には、W大阪のコアでもあるラウンジ『LIVING ROOM』があります。
全てのモノがカラフルで、W大阪にいると色の感覚がおかしくなってきます。
カラフルな椅子たちは、道頓堀のネオンライトを表現しています。
そして、大阪といえばお笑い。赤い階段は、お笑い芸人や歌手が立つオシャレなお立ち台です。
こちらにスタンドマイクを立ててLIVEをするようです(コロナ禍は休止中)。
時間帯によって、「朝食(臨時)」「アフタヌーンティー、カフェ」「バー」のように利用形態が変わるため、目的に合わせて利用することができます。
『LIVING ROOM』は、宿泊しない方も利用できます
夜の『LIVING ROOM』
夜はクラブのように音楽が鳴り響き、一気に大人の雰囲気となります。
メニューとおしぼりもキラキラの銀色です。
おしぼりがとてもいい匂いがして、「なんだこの世界は…」と動揺を隠せませんでした。
右はお通しのおつまみです。
オシャレなお酒(ハイビスカスフィズ)を飲んで、W大阪の雰囲気を楽しみました。
マリオットアメックスプレムアムカードの15%オフが入り、こちらで2人合わせて4,000円ほどです。
周りには、しっとりとW大阪の醍醐味を楽しんでいる方も多かったので、せっかく泊まる場合は夜のLIVING ROOMに行きましょう!
声が大きくて、ノリがチャラめの組もいらっしゃいました(笑)
Oh.lala…で豪華な朝食ビュッフェ
朝食は、3階(W階)の『Oh.lala…』のビュッフェ(和食と洋食)です。
(入り口で朝の写真を撮り忘れたため、夜の雰囲気です…)
Oh.lala…のメニューは、ミシュラン2つ星の大阪フレンチ『ラ・シーム』の高田シェフが監修しているため、食通も大満足の内容となっています。
営業時間(2022年7月25日時点)
- 朝食:7:00 – 10:30
- ランチ:11:30 – 15:00
- ディナー:17:30 – 22:00
料金
- 朝食:4,800円 ※プラチナエリートの場合は無料。
- ランチ:4,500円〜
- ディナー:7,500円〜
Oh.lala…の店内は、船のデッキのように作られており、両端にビュッフェの食事が並べられています。
圧迫感を感じさせない高い天井に、総席数は160席の広々とした空間で優雅な朝食をいただきます。
席に着くと、卵料理のオーダーをとられます。
オムレツ・スクランブルエッグ・グリーンスクランブルエッグ・2種の卵のフライエッグ・ボイルドエッグ・ポーチドエッグ・エッグベネディクト アボカド+カンパーニュトースト
上記の中から一つ選択します。
もちろん人気なのは、エッグベネディクト!
パッカーん!
幸せの瞬間です。濃厚すぎる黄身ともっちりしたアボカドが贅沢すぎて…
パンは少しキシキシで、フワフワなマフィンなどの方が好みでした。
それでは一気にビュッフェの写真をお届けします。
どれも輝いています。
迷いに迷い選ばれしものたちが、コチラ!(モリモリ…)
普段は和食しか食べないため、前半は和食を取っていました。
しかし、あまりにもパンが美味しそうで、取ってきちゃいました(笑)
それが大正解。
こんなに美味しいパンがあるんですね…
どれも甘くてフワフワで、美味しかったのですが、中でもピスタチオのパンが絶品すぎました。
僕みたいに普段は和食派の人も、W大阪ではパンを食べてくださいね!
帰りは、紙袋に入ったパンをお持ち帰りできます。
持って帰って、お昼頃におやつとしていただきました!
ジムは24時間無料で利用できる
4階には、宿泊者は24時間利用可能なジムがあります。
器具はかなり充実しており、隙間時間に汗を流すことができます。
W大阪のジムでは、ヨガルームが設置されています。
鏡+モニターとなっている専属講師が一緒にヨガをしてくれるそうです。
スタッフの方が、施設の説明をしてくださいました。楽しそうに説明してくれるので、こちらも聞いてて何だか嬉しくなりました。
今回の滞在で良かった、悪かったポイント
スタッフさんが、ジムやインテリアのコンセプトを嬉しそうに説明してくれたのが印象に残りました。働いている方もW大阪が大好きであることが伝わってくる素敵なホテルです!
まとめ
以上、2022年7月に宿泊した大阪心斎橋のW大阪のレビューをまとめました。
Wの文化と大阪の文化に親和性があることから、Wホテルの日本初上陸は大阪になりました。
W大阪は、魅力的な要素が多すぎて、伝えきれていない部分もありますが、宿泊予定の方の参考になれば幸いです。
ぜひ宿泊してご自身で体感してみてください♪
プラチナエリートのステータスを得たときに、再び宿泊したいと思います!
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