マリオット系列ホテルをメインに泊まる前に知っておきたいホテル情報を発信しているどんちゃ(@World_Melody_Do)です!
2024年8月3-4日に奈良県の『紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良』に宿泊しました!
こちらのホテルは奈良公園の西側に位置し、建物は築100年を超える奈良県知事公舎をリノベーションしており、随所に古都奈良の歴史を感じることができます。
- 2023年8月に開業した新しいラグジュアリーホテル
- 奈良公園の西側に位置し春日大社や東大寺、興福寺への好アクセス
- ホテルは奈良県知事校舎をリニュアールした歴史とモダンが融合したホテル
- 温泉付きの客室
- 地元食材を使った豪華な朝食
紫翠ホテル奈良は森トラストグループが展開するラグジュアリーブランド「翠 SUI」の国内3軒目です。
国内3つの「翠 SUI」はこちら!
- 紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 本記事
温かいおもてなしと奈良の文化・歴史を存分に味われる『紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良』の魅力を写真82枚で詳細にお届けします!
総合 | 4.4 |
立地 | 4.0 |
客室 (温泉付デラックスルーム) | 4.5 |
設備面 | 5.0 |
茶寮「世世」 | 4.5 |
朝食 | 4.0 |
紫翠ホテル奈良の宿泊レビュー
それでは紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良(紫翠ホテル奈良)の宿泊レビューをまとめていきます。
紫翠ホテル奈良へのアクセス(駐車場あり)
ホテルには10台分の駐車場が用意されています。
電車で訪れる場合は、近鉄奈良駅から徒歩15分、JR奈良駅からであればバスで「県庁東」で下車して徒歩3分です。
私たちは近鉄奈良駅からホテルまで歩きました。
駅からホテルまでの道中は奈良県庁やたくさんの鹿を間近で見ることができるため、天気が良ければ歩くのがオススメです♪
紫翠ホテル奈良の外観
ホテル北側がメインエントランスになっており、屋根が少し傾いていることも歴史ある建造物の味を感じます。
エントランスの前は、東大寺方面に向かう観光客で賑わっています。
中に入ると、立派な黒松がお出迎え。
こちらのメイン棟と後述の宿泊棟など、敷地全体の設計は隈研吾氏が担当されたそうです。
夜になると幻想的な雰囲気に。
黒松もしっかりとライトアップされています。
紫翠ホテル奈良は、森トラストグループのラグジュアリーホテルブランド『翠 SUI』とマリオット・インターナショナルのラグジュアリーホテルブランド『The Luxury Collection』のダブルブランドなので、エントランスには2枚のロゴプレートが設置されています。
メイン棟:チェックイン(お部屋のアップグレード)
こちらがメイン棟のフロントです。
フロントには鶴や紅葉が描かれた杉戸絵が残されており、旧県知事校舎が建てられた大正時代の赴を感じます。
チェックインの案内はラウンジ『寧楽(なら)』で行っていただきました。
格天井が美しいこちらのお部屋は、大正当時の面影を残しつつもモダンな雰囲気にリノベーションされた見事な空間です。
ふかふかなソファや椅子でさっそくリラックスモード。
ウェルカムドリンクとして、甘茶和紅茶をいただきながら館内設備やアサインされるお部屋のお話を聞きます。
お部屋に温泉が付いていない「スタンダードルーム」を予約していましたが、マリオットプラチナエリート会員特典で『デラックスルーム(温泉風呂付)』にアップグレードしていただけました。
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ラウンジ『寧楽』の横は、旧県知事校舎の応接室として利用されていた『御認証の間』です。
紫翠ホテル奈良はどこのお部屋も陽の光の射し方が美しいんです…
計算し尽くされた設計であることがよくわかります。
チャックインを終えて宿泊棟に向かいます。
「ここは境内かな…?」と思うくらい美しい日本庭園を通り抜けます。
雨が降っていると、宿泊棟とメイン棟の移動は傘が必要なのが少し辛いですが、水が滴るお庭も素敵でした。
滞在中は雨空と青空のどちらも楽しむことができました♪
客室棟
メイン棟の東側に位置する客室棟です。
私たちは間違えて最初に客室棟に来てしまいましたが、チェックインはメイン棟なのでご注意ください。
客室棟の前の通路は車だけでなく、自転車とバイクが通行できないため、安心して宿泊者がホテルと観光地を行き来することができます。
奥が客室棟で、左に見えている建物は貸切露天風呂『瑠璃』です。
瑠璃にはスパも入っており、リフレッシュしたい方は予約をご検討ください。
夜は必要最低限の灯りで照らされます。
メイン棟と同様に夜の雰囲気も素敵なので、お散歩は欠かせません。
客室棟は2棟あり、スタッフの方に案内していただけます。
今回アサインされた温泉付デラックスルームは左側の『花鹿(Hanajika)』となります。
入り口でルームキーをかざさないと入れないため、セキュリティも安心です。
客室棟は新しく建てられたため、メイン棟とは趣が異なります。
2階から吊り下げられたライトは茶筅(ちゃせん)をモチーフにデザインされています。
ルーム番号を照らす灯りも燈篭の形をしています。
客室:デラックスルーム(温泉風呂付)
こちらが「デラックスルーム(温泉風呂付)」です。
広さは41-49m2となっており、荷物の置き場に困らない広々としたお部屋です。
お部屋の奥から見た様子がこちら。
3人ほどが座れるソファの居心地が最高…
55型の大型テレビでYoutubeや映画の視聴が捗ります。
ベッドタイプはツイン。
お子さまの添い寝も可能な幅があり、程よい硬さで熟睡できました。
ベッドサイドは奈良の象徴的な燈篭をイメージした照明や、
ミネラルウォーターに照明操作ボタン、時計、充電ポートが用意されています。
お部屋の奥は温泉となっています。
客室:温泉
こちらが洗面台。
シングルですが広々としており、水が飛び跳ねることもなく快適に使えました。
アメニティは次の項目で紹介します。
洗面台のお隣はシャワーと温泉風呂のバスルームです。
ハンドだけでなくレインシャワーも付いており、快適に汗を流すことができます。
シャンプーなどはスェーデン発祥のラグジュアリーフレグランスブランド「BYREDO(バイレード)」です。
爽やかな香りで、髪と体がしっとり仕上がり大変気に入りました。
こちらが自慢の温泉。
しっかりと濁っており、程よい温泉のにおいにテンションがあがります。
浴槽は循環式で、水温は常に一定に保たれています。
こちらから水を足して湯加減を調節してから入ります。
けっこう熱い(体感43度)ので、最大水量で足しました…笑
シェードをあげると外の自然を楽しむことができます。
今回のお部屋は2階で外から見られる心配が無かったため、常にシェードを上げた状態で入浴しました。
もちろんタオルは滞在中に使いきれないほど用意されています。
客室:アメニティ
アメニティは赤い箱の中にぎっしりと詰まっています。
クシやカミソリ、シェービングフォーム、歯ブラシなど一般的なアメニティは揃っています。
スキンケアアイテムも用意されており、洗顔剤がパウダー式だったのが新鮮でした。
チェックイン後に写真撮影だけのためにスキンケアグッズを開封したのですが、夕方のターンダウンで新品のものに取り替えられていました…(悲)
捨てられてしまうと勿体無いので、一度開けたらご自身の荷物にしまうか、捨てないようにメモ書きを残しておくといいかもしれません。
使うだけで高貴な気分になる黄金の手鏡です。
ドライヤーは「レプロナイザー 27D Plus」です。
お値段は何と…10万超え…!
客室:ナイトウェア(パジャマ)
ナイトウェア(パジャマ)は2種類用意されています。
左が上下セパレートタイプ、右が浴衣です。
どちらもお部屋かスパのみの利用で、公共エリアでの着用は禁止されています。
部屋用のスリッパもふかふかタイプ。
細部にまでおもてなしが詰まった内容ですね♪
客室:ミニバー
続いてミニバーをみていきます。
ミネラルウォーターとコーヒーメーカーやインルームダイニングなどで使用するタブレットが用意されています。
有田焼の色鮮やかな茶器が美しく、日本人だけでなく外国人の方にも喜ばれそうです。
下の棚にはグラスやコーヒメーカー用のポーションが収納されています。
冷蔵庫の中身は全て有料です。
ミニバーの目玉はこちらのお茶パックたち。
ウェルカムドリンクでもいただいた、流行り?の和紅茶も用意されています。
ウェルカムスイーツのお菓子とともにいただきました。
お菓子は素朴で味わい深く、お茶との相性がバッチしでした。
客室:クローゼット、トイレ
クローゼットも広々としています。
一人分であればキャリーバックを開いて使用することができます。
こちらにふかふかのバスローブも入っています。
トイレにも流しが付いており、すぐに手が洗えてありがたい…。
客室:ターンダウン
チェックイン時にターンダウンの希望を聞かれ、外出している夕方頃にお願いしました。
ミネラルウォーターの補充、アメニティや散らかったお部屋の整理、美味しいチョコレートのお菓子を置いてくれていました。
ターンダウンを利用する際は、念の為セキュリティボックスに貴重品などを入れておきましょう!
朝食:レストラン翠葉(すいよう)
夕食は外で食べたため、続いて朝食をまとめていきます。
朝食会場はメイン棟にあるレストラン『翠葉(すいよう)』です。
こちらは奈良県知事校舎の「客間」をリノベーションしたお部屋です。
屏風のような窓からは四季折々の庭園が広がり、まさしく翠葉(青々としたみどりの美しい葉)を楽しめます。
テーブルは旧知事公舎のエントランスをモチーフにしているそうです。
こちらがメニューです。
「壱の膳」と「弍の膳」に分かれており、ほぼ同時に提供されます。
「奈良」や「大和」の文字が並んでおり、さまざまな奈良の食材を楽しむことができます。
左が「弍の膳」、右が「壱の膳」です。
「弍の膳」の大和ポークの豚汁が美味しすぎて…
空っぽの胃に染み渡りました。
ご飯と豚汁はお代わりできます。
焼き魚は「カラスガレイの西京焼き」でした。
ご飯は茶粥にもできます。
奈良の茶粥は別格なのですが、こちらの茶粥は奈良の中でも間違いなくトップレベルです。
少しでも茶粥を食べたい気持ちがある方は、茶粥にすることをおすすめします♪
「壱の膳」も繊細で素材の味を感じるお料理たちでした。
美味しいほうじ茶をお供に食事が進みます。
食後はコーヒーか紅茶をいただきます。
フィットネスジム
客室棟には24時間無料で利用可能なフィットネスジムがあります。
ランニングマシーンやワイヤーマシーンも完備されており、省スペースながら充実した内容となっています。
ミネラルウォーターやタオルが用意されているので、手ぶらで訪れて軽く汗を流すことができます。
紫翠ホテル奈良にクラブラウンジはある?
マリオットプラチナエリート以上の会員にとって気になること、
紫翠ホテル奈良に「クラブラウンジ」はあるのか…
残念ながら、紫翠ホテル奈良にクラブラウンジはありません。
しかし、茶寮 『世世(ぜぜ)』にてシャンパンフリーフローサービス「ガーデンディライト」が催されています。
続いてこちらの内容をレビューしていきます。
「ガーデンディライト」はマリオットエリート会員でなくても宿泊者全員が参加できるサービスです!
茶寮「世世」:シャンパンフリーフローサービス「ガーデンディライト」
茶寮 『世世』は客室棟の通路を挟んで向かい側に位置します。
まずは趣のある門をくぐります。
するとそこには旧興福寺子院「世尊院」を改修した茶寮が佇んでいます。
茶寮からは四季折々の自然を愛でることができ、静かな時の流れを感じさせてくれます。
中は窓際のお席と、
窓からは少し遠い座席があるため、思う存分にお庭を楽しみたい方は開始時間ちょうどに訪れることがおすすめです。
私たちは17時ちょうどに訪れて窓際の席を選べましたが、10分ほど経過すると窓際の席は全て埋まっていました。
ガーデンディライトは客の入れ替わりも早いため、タイミングが良ければ窓際に座れる可能性はあります!
シャンパンはノンアルも用意されています。
シャンパンのお供は「酒粕のおかき、トリュフのケークサレ」でした。
おかきはしっかりと酒粕を感じる大人の味でシャンパンに合う…!
立派なお皿とお庭を鑑賞しながらいただきました。
ガーデンディライトは夕食や観光に出かけたい時間と被っていますが、宿泊者限定のサービスなので、ぜひ訪れてみてください!
紫翠ホテル奈良のプラチナエリート特典
マリオットボンヴォイプラチナエリート会員特典は次のとおりです。
- 客室アップグレード(スイートルーム含む ※空室状況による)
- レイトチェックアウト(16時まで ※混雑状況による)
- 50%ボーナスポイント
- ウェルカムギフト(1,000pt or 朝食2名無料)
- レストラン割引(20%)
特に赤字で示した客室のアップグレードと朝食2名無料は非常に嬉しい特典です。
今回の滞在では予約状況からレイトチェックアウトは最大まで適用されず、チェックアウトは12時30分となりました。
\紹介制度がもっともお得な発行方法/
今回のホテル滞在ではマリオットが発行する『マリオットアメックスカード』により、素晴らしいサービスを追加で受けることができました♪
マリオットアメックスカードへは紹介制度による入会が最もお得です。
当ブログからもカードの紹介が可能ですので、ご希望の方は下記フォームにメールアドレスを送信していただくことで、紹介専用リンクを送付させていただきます。(サブアドレスでもOK!)
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紫翠ホテル奈良の宿泊レビューまとめ
以上『紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良』の宿泊レビューをまとめました。
改めてホテルの特徴をまとめると次のとおりです。
- 2023年8月に開業した新しいラグジュアリーホテル
- 奈良公園の西側に位置し春日大社や東大寺、興福寺への好アクセス
- ホテルは奈良県知事校舎をリニュアールした歴史とモダンが融合したホテル
- 温泉付きの客室
- 地元食材を使った豪華な朝食
- ガーデンディライトのシャンパンサービスは宿泊者限定
奈良でしか味わえない文化や食が詰まった唯一無二のラグジュアリーホテルです。
チェックアウトしてからもすぐに東大寺や主要観光地に出かけることができ大変便利でした。
ぜひ奈良県に観光で訪れる際は「紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良」の宿泊をご検討ください♪
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