キュリオロックとセサミのどちらを買えばいい?
筆者はスマートロックのパイオニア『Qrio Lock(キュリオロック)Q-SL2』を4年以上も使用してきました。
当時はスマートロックの選択肢も限られており、パイオニア的存在のキュリオロックの安心感が決め手となりました。
しかしながらキュリオロックは機能を拡張するためには高額な追加アイテムが必要で、機能を最大限に発揮できずに使用していました。
キュリオロック本体は2万円を超える高級スマートロックなのに機能面で少し物足りなさを感じていました。
現在はキュリオロック以外にも様々なメーカーからスマートロックが発売されており、選択肢が広がってきました。
そこで価格と機能のバランスが取れたスマートロックを探し、購入したアイテムがこちら!
キュリオロックとセサミ5を使ってみた結果、どちらの方が満足度が高いか…
セサミ5が圧勝です。
本記事ではデザインや価格・使い勝手の観点からキュリオロックとセサミ5を比較し、忖度無しにレビューをまとめていきます!
初めてスマートロックを導入予定の方やキュリオロックから乗り換えを考えている方の参考になれば幸いです♪
SESAME5の詳細は以下の記事で詳しくまとめています。
セサミ5とキュリオロックの違い
SESAME5 | Qrio Lock (Q-SL2) | |
---|---|---|
重量 | 105g | 207g |
電池寿命(電池2本) | 550日 | 180日 |
合鍵のシェア | ||
Apple Watch | ||
1ドア2ロック | ||
オートロック(タイマー) | ||
オートロック(センサー) | ||
発売日 | 2023年5月 | 2018年7月 |
価格 | 3,980円 | 25,300円 |
セサミ5とキュリオロックのスペックを比較しましたが、大きな違いは「サイズ・価格・追加機器の機能」です。
サイズの比較
キュリオロックとSESAME5の大きさを比較していきます。
SESAME5:長さ 93 mm / 幅 55 mm / 高さ 42 mm、重量 105g
Qurio Lock:長さ 115.5 mm / 幅 57 mm / 高さ 77 mm 、重量 207g
特に「長さ・高さ・重量」が異なります。
SASAMEmini/3/4※とキュリオロックを比較すると大きさの違い一目瞭然でSESAMEの方がより薄い鍵に設置できるため汎用性が高いと言えます。
※SESAMEmini/3/4とSESAME5はほぼ同じ大きさです。
スマートロックを設置した様子
実際にそれぞれのスマートロックを設置してみると、
キュリオロックは高さがあるので存在感が強めですが、
セサミ5はちょうどいい高さでスマートに設置することができます。
セサミはスマートロックの中では世界最小で最軽量です。
さらにキュリオロックはセサミの2倍の重量があり、設置から1年経過すると扉に付けた粘着テープが剥がれてしまいました。
もし外出時に鍵を持っていなかったら大惨事なので、本体重量はできるだけ軽い方が安心ですね。
電池の交換のしやすさ
どちらのスマートロックも機器上部のカバーを取り外すことで簡単に電池を交換することができます。
どちらも電池はCR123Aです。
セサミは2本、キュリオロックは4本(2本でも使用可能)入れることができます。
筆者はキュリオロックを使い始めた頃から、コスパが良い『TUOのCR123A電池』を使用しています。
TUOの電池は少し寿命が短いような気がしていますが、問題なく使えています。気になる方はセサミ推奨のPanasonic製を選びましょう!
セサミタッチProとQrio Padの違い
スマートロックを快適に使うためには追加アイテムの購入がオススメです。
それぞれのスペックを比較すると、
セサミタッチPro | Qrio Pad | |
---|---|---|
価格 | 3,980円 | 22,000円 |
施錠 | ||
番号 | ||
指紋 | ||
Apple Watchでタッチ解錠 | ||
ICカードでタッチ解錠 | 自由に登録可能 | 専用カードのみ対応 |
セサミタッチProとQrio Padの値段の違いに驚きますが、セサミタッチProの方が多機能で充実しています。
セサミタッチはQrio Padの約1/5の値段であるにも関わらず、「番号・指紋・ICタッチカード」の解錠全てに対応しています。
施錠はセサミタッチProが僅かにストレスフリー
セサミタッチProとQrio Padにはキーパッドがあり、解錠だけでなく施錠もできます。
セサミタッチProは分かりやすい鍵マークを1回押すだけで施錠できますが、Qrio Padは起動ボタンを2度押す必要があります。
施錠は毎日行う作業なので、ワンタッチで施錠できるセサミタッチProの方が僅かにストレスフリーですね!
セサミタッチは様々なICチップで解錠できる
セサミタッチProの機能をもう少し詳しく説明していきましょう。
セサミタッチProはApple WatchのSuicaを登録することで、Apple Watchをタッチすることで解錠できます。
Apple Watch以外にもお手持ちのSuicaや社員カードに内蔵されたICカードを登録することもできます。
セサミタッチは指紋で解錠できる
さらにセサミタッチProは指紋でスムーズに解錠できます。
Qrio Padは番号と専用ICカードのみで解錠
セサミタッチは様々は機能を備えていることが分かりました。
一方でQrio Padは、、、
「番号」もしくは「専用ICカード」のみで解錠できます。
もはや「Qrio Padの優れているところは何だ…」と困惑するくらいにセサミタッチProが機能面とコスパで圧勝です。
セサミは「安いと反応が悪いのでは…」と不安に感じていませんか?実際に使ってみるとスムーズな施錠と解錠できており、感度を心配する必要は全くありませんよ!
セサミ5とキュリオロックのどちらがオススメ?
最後にセサミ5とキュリオロックのどちらがオススメなのかを解説していきます。
ここまで記事を読んでいただいた方はすでにお分かりですよね。
結論としては、セサミ5をオススメします!
- スマートロックをコスパ良く導入したい方
- 感度が良いスマートロックを探している方
- 機能に妥協したく無い方
- 他社製で追加アイテムが高くて諦めている方
- 扉のサムターンが特殊な形をしている方
機能に妥協せずコスパの良いスマートロックを探している方にピッタリです。
一方でキュリオロックがオススメな人は、
- 日本企業が提供するスマートロックが欲しい
- wena3を利用したい方
キュリオロックを提供するQrio(株)はSony(ソニー)の100%子会社です。
親会社Sonyが提供する『wena3』をすでに使用している方はキュリオロックを購入しても良いかもしれません。
wena3はお気に入りの時計をスマートウォッチ化する面白いデバイス。
しかし日常でApple watchとwena3のどちらを目にする機会が多いかを問われると普及率に差があることは明らかです。
さらに言うと、wena3のICチップはセサミに登録できるためwena3とセサミタッチProの組み合わせで解錠は可能です。
忖度無しに言うと「デザイン・コスパ・機能」のいずれの面においてもセサミ5に軍配が上がります。
これだけの機能を盛り込んだセサミ5とセサミタッチProを約1万円で購入できる企業努力に脱帽です。
まとめ
以上『Qrio Lock(キュリオロック)』から『SESAME(セサミ)5』に乗り換えた筆者がそれぞれの特徴をまとめました。
キュリオロックをオススメできるポイントについては少々苦しい表現となりましたが、それほどまでにセサミの完成度が高いということになります。
キュリオロックもスマートロックとして素晴らしい機能を備えているのですが、セサミなどのような後発のスマートロックに価格面で圧倒されている現実が否めません。
キュリオロックでできることはセサミ5であれば追加アイテムを含めても約1/4ほどの価格でほぼ全て実現できます。
さらにセサミの感度はキュリオロックと同等以上です。
これからスマートロックを導入する方やキュリオロックから乗り換え候補を検討している方は、きっとセサミ5に満足いくと思いますよ♪
SESAME5の使い方は以下の記事で詳しくまとめています。
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