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2025年11月23日(日)に兵庫県朝来市にある天空の城『竹田城跡』を訪れました!

夜明け前の朝5時から山を登り、日の出とともにゆっくり姿を現したのは、想像を超える圧倒的なスケールの雲海でした。
SNSやテレビで何度も見てきた竹田城跡ですが、実際に訪れてみて目の前に広がる幻想的な世界に感動しました。
本記事では、当日の気象条件や、見頃であった雲海の様子、駐車場に何時に着いたのかなど、現地体験をもとに詳細にレポートをまとめます。
雲海は自然現象なので、同じ季節、時間帯に訪れたとしても必ずしも本記事と同じ体験ができるとは限りませんが、これから竹田城跡の雲海を見に行く方の参考になれば幸いです。
- 2025年11月下旬、ベストコンディションの竹田城跡の雲海の様子
- 竹田城跡の11月のおすすめの服装
- 朝来市竹田まちなか観光駐車場の朝5時の様子
- 朝5時の駅裏登山道の様子と難易度
- 夜明け前からご来光(日の出)までの竹田城跡の様子
竹田城跡の雲海とは?発生条件と見頃の季節
雲海が発生しやすい時期は9月〜11月

竹田城跡で雲海が発生しやすいのは9月下旬から11月だと言われています。
この時期は、朝晩の気温差が大きく、放射冷却が起きやすく霧が発生しやすいことから雲海のシーズンとなっています。
2025年11月22日の気温は最高12度/最低0度で、訪れた23日朝も気温は1度でした。
どんちゃ風の強さも雲海に影響するため、雲海の発生条件は気温だけではありませんが、朝方の冷え込みは重要なので覚えておきましょう!
見頃時間は夜明け〜午前8時頃

私たちは、朝5時前に竹田城跡最寄りの駐車場に到着し、登山を開始しました。
頂上に着いたのは5時30分頃で、6時50分頃の日出まで1時間ほどありました。
が、頂上についた時間でも薄暗い中に雲海が広がっており、これもまた幻想的でした。
8時頃に下山を開始しましたが、7時30分頃からは雲海が薄くなってきていました。
どんちゃ5時30分に頂上に到着しましたが、すでに料金所は観覧料の支払いで長い列ができており、雲海を見るためのベストポジションの最前列は埋まっていました。
11月下旬の竹田城跡のおすすめの服装は?
竹田城跡の雲海が見頃となる早朝の気温は、11月中旬以降にもなると5度を超えることはありません。
そのため、真冬の格好で訪れることをおすすめします。
用意できる方は、手袋と耳当てがあると、さらに快適に雲海をじっくりと楽しむことができます。
若い大学生たちの中には、15-20度くらい気温が上がる日中に合わせた服装で訪れている方もいましたが、絶対にやめた方がいいです。
そんな服装で訪れたら寒すぎて雲海を楽しんでいる余裕はありません。
また、竹田城跡までバスではなく駅裏登山道から登山を考えている方は歩きやすい靴(可能であればトレッキングシューズ)がおすすめです。

基本的には階段が整備されており歩きやすいのですが、ところどころゴツゴツとした岩道を真っ暗闇の中歩くため、滑りやすい靴だと危険です。
どんちゃ最近は11月下旬でも日中は暖かいため油断してしまいますが、竹田城跡の早朝はとても寒いため、冬用のコートやダウン、マフラーや耳当てなどを持って臨みましょう!
実際の雲海体験をレポート:夜明け前の山道から雲海まで
それでは当日のホテルから竹田城の雲海を堪能するまでをレポートしていきます。
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫但馬やぶ(ホテル)から竹田城跡へのアクセス
前日は『フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫但馬やぶ』に宿泊しました。
朝4時30分にホテルを出発して、朝来市竹田まちなか観光駐車場を目指しました。
車が霧でビシャビシャになっており、雲海の発生を確信…!

国道483号線で和田山ICまで走りましたが、道中は霧が発生していたものの、運転に支障が出るほどではありませんでした。
ちなみに今回はノーマルタイヤで全く問題がありませんでした。
ホテルから朝来市竹田まちなか観光駐車場までは20分ほどで、渋滞に巻き込まれることなくたどり着けました。
どんちゃ遠方から訪れる方は、竹田城跡から程よい距離にあり、養父観光の拠点に便利な『フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫但馬やぶ』はオススメですよ!
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朝来市竹田まちなか観光駐車場の朝5時の様子

朝5時前に到着したところ、すでに8割ほどは埋まっていましたが、並ぶこともなく駐車することができました。

駐車場の入り口には、竹田城跡早朝雲海バスを待っているであろう人たちが15名ほどいました。
この時期に竹田城跡に向かう方の多くはバスを利用すると思いますが、私たちは歩いて登ることにしました。
どんちゃ私たちが歩いた駅裏登山道は、登山のレベルとしては低めで小型犬と一緒に登っている方もいましたが、800mほどを真っ暗闇の中進むことになるため、それなりに疲れました…笑
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朝来市竹田まちなか観光駐車場から駅裏登山道

朝来市竹田まちなか観光駐車場から竹田城跡の頂上まで、本当に真っ暗なのでライトは必須です(スマホでも何とかなりますが、道中はハンズフリーの方が安全です)。

暗くて不安になりますが、竹田寺町通りを北に進むと、駅裏登山道の入り口が見えてきます。
登山道は灯りが全くないため、ライトで照らしながら進みます。
必ずライトは持参しましょう。

熊が出たこともあるらしく、一寸先は闇状態で登るため、この時間はできる限り一人で登らない方がいいかもしれません。
朝露で足元が濡れていることもあるため、滑りにくい靴で登りましょう。
どんちゃポツポツと5時から駅裏登山道を登っている方はいたため、なるべく他の集団と近くにいることを意識しながら歩き続けました…! しっかりと登山の身なりをして1人で登っている人はちらほらいました。
竹田城跡の料金所

40分ほどかかると言われている登山道を、ペース配分を間違えて30分ほどで登ってしまい、5時35分に料金所に到着しました。
すでに登山道だけでなく、バスで来た人たちで長蛇の列ができていました。
料金は大人1名500円で、現金とPayPayに対応しています。
現金の方が列がかなり長く、PayPayは数分並ぶくらいでした。
朝5時50分から6時頃の竹田城跡の雲海

朝5時50分の竹田城跡の様子です。
まだ真っ暗で、朝という感じではありません。

6時を過ぎてくると周辺の様子が見えてきました。
肉眼ではもっと暗いですが、カメラであれば夜明けが近い幻想的な風景を写真に収めることができます。

ただ、すでにたくさんの人が雲海を待機しており、どこも1列目は埋まっている状態でした。
※カメラの設定と編集で明るく見えていますが、実際はもっと暗いです。
朝6時20分の竹田城跡の雲海

朝6時20分の竹田城跡の様子です。
ご来光まであと30分ほどですが、夜明け感が出てきて雰囲気が高まってきました。

ただ、それに合わせてどんどん人も増えて、なかなか騒がしい現場に…

ちなみに東側は雲海の密度も高くて人気なのですが、

西側は、どんどん雲海が消え始めていたものの、紅葉した山々がとても美しくて見応えがありました。
朝6時30分の竹田城跡の雲海

6時30分になると、だいぶ明るくなってきました。

風が少し強く、雲海が流れていたため、この時間帯がもっとも密度のある雲海を楽しめた気がします。

どこを切り取っても絵になるため、ずっと歩き回っていました…笑
どんちゃ紺から紫へと変わり始めた空のグラデーションが美しく、登山の疲れも吹き飛び始めました…!
朝6時50分の竹田城跡の雲海

6時50分、いよいよご来光の時。
雲海が神秘的に輝き始めました。
(あまりの美しさにフィルターをレンズに付け忘れていました…笑)

ご来光の瞬間は、もっとも高い天守台から写真を撮りました。
朝日に照らされ、刻一刻と表情が変わる雲海は圧巻です。

どこまでも続く雲海が絶景で、竹田城跡のどこにいても違った景色を楽しめるため飽きることはありません。

真っ白な雲で覆われてた山の輪郭も現れ始めますが、雲海が消えていく瞬間も非常に美しく幻想的。
どんちゃ今まで見たどんな日の出よりも美しく、言葉を失いました…。苦労して山を登った甲斐がありました…!
朝7時40分の竹田城跡の雲海

どんどん朝日が厳しくなってきた7時40分の様子です。

風が強くなってきて雲海が流れ始め、東側も薄くなってきました。

この時間になってくると、多くの人が下山し始めるため、写真や動画撮影が捗りました。
人が少しでも少ない状況で最後まで雲海を楽しむためにも、防寒は必須です。
朝8時に下山

帰りは、行きとは異なる登山コース『表米神社登山道』を利用しました。

道中は見頃の紅葉も楽しむことができて、登りとは異なりウキウキな気持ちで歩き続けました。

ただし、表米神社登山道に着いた頃には、登山の疲労で足がガクガク震え、まさに膝が笑った状態でした…笑
普段運動をしていない方にとって、なかなか良い運動になる登山コースです。

最後にお参りまでできて、竹田城跡の雲海は人生でもっとも充実した朝活となりました。
竹田城跡の雲海を美しく写真で撮るための時間帯

せっかくなら雲海を幻想的で綺麗な写真に収めたいですよね。
雲海が出ていればどの時間帯でも楽しめますが、特に全体が青く染まり、雲海の立体感が際立つ日の出30分前〜日の出時刻が最も美しいと思います。
ぜひ頑張って早起きして、刻一刻と表情が変わっていくブルーアワーに竹田城跡を訪れてみてください!
まとめ〜竹田城跡の雲海は一生に一度は見るべき絶景〜

2025年11月23日(日)に訪れた『竹田城跡』の雲海の現地体験レポートをまとめました!
竹田城跡の雲海体験は、まさに“自然が作り出す芸術”でした。
冷たい空気と山の匂いを感じながら見る雲海は格別で、一生の思い出になること間違いありません。
早起きが辛いと思いますが、ぜひ竹田城跡の壮大な自然を体感してみてはいかがでしょうか♪
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