観葉植物を外には出したくない。でも部屋に光が入らないし、ちゃんと育つか不安…
屋内でダクトレールを用いてオシャレに植物育成ライトをセッティングしたい!
こんなお悩みはありませんか?
筆者の家は北向きで植物には嬉しくない西日が差す以外に日照時間は確保できないため、強い日光が必要なアガベのような多肉植物はちゃんと育てることができませんでした。
そこで活躍してくれているのが今回の主役!
「ダクトレール」と「植物育成ライト」です。
本記事では植物ライトをダクトレールでオシャレに設置したレビューと植物ライトの照射時間や電気代の一例をご紹介します。
ダクトレールは複数のライトをまとめて設置できて、カフェのようなすっきりした雰囲気を作れます! レールを穴を開けずに設置する一例をご紹介します♪
アガベなどの多肉植物は日照条件だけでなく「温度、湿度、風当たり」などの影響を受けるため、同じ道具でも必ずしも同様の結果にはならないためご注意ください。
高級突っ張り棒『ドローアライン』を用いて植物育成ライトを設置する方法もご紹介しているためぜひ参考にしてみてください♪
我が家で育てている植物
筆者が植物ライトだけで育てている植物をご紹介します。
- アガベ ホリダ
- アガベ 笹の雪
- アガベ笹の雪 輝山
- アガベ 笹吹雪
- アガベ シシゲラホワイトストライプ
- ユーフォルビア・瑠璃晃
- ユーフォルビア・蘇鉄麒麟
特にアガベはより強い日光を求めます。
このようなアガベを屋内で育てる予定の方には植物育成ライトは必須です。
さらに穏やかな風も必要で、静音で省エネの小型扇風機を利用しています。
アガベの成長記録
本記事でご紹介する植物育成ライト 『SUN 18W×E26 【BARREL (バレル)】』で育てたアガベたちの成長記録です。
セッティングのレビューを早く見たい方は「ダクトレールと植物育成ライトをセッティング」からご覧ください!
アガベ 笹の雪の植え替え
本記事でご紹介する環境で育てたアガベ笹の雪の植え替えを行いました。
植物育成ライトでも根がギッシリと詰まり成長できていることが分かりました。
5つも子株を吹いており、4つはしっかりと根を張っていました。
無事に植え替えが完了しました。
植物育成ライトでも子株を吹くくらいしっかりと育ってくれていることが分かりました♪
ダクトレールと植物育成ライトをセッティング
我が家は西側に観葉植物棚を設置していますが、西日だけではアガベは育たちませんでした。
そこで、植物育成ライトで光を与えることにしました。
西日も当たらない下段で育てていますが、現在スクスクとアガベたちは成長しています。
さらに植物が増えたためライトは3つに増設しています。
それぞれのアイテムをレビューしていきます!
ダクトレールとスポットライト(ソケット)の設置例
我が家の植物育成ライトは『ダクトレール(0.5m)【szbritelight】
ダクトレールの取り付けに工事は不要で、レール上の好きなところにライトを取り付けれるため、微調整が効きます。
ダクトレールには専用のスポットライトのソケットが必要となります。
こちらは、『ダクトレール用スポットライト E26口金【DiCUNO】
ダクトレールにスポットライトを引っ掛けて、直接給電してライトを光らせます。
こちらのソケットは、150Vで対荷重2kgのため、植物育成ライトの使用は可能です。
壁や支柱に穴が開けれる場合は、ダクトレールをネジ留めできます。
しかし我が家では穴を開けれる場所が無かったため、結束バンドで固定しました。
ダクトレールにリモコンは無いため、コンセントを抜く以外に消す方法はありません。そのため、後述のスマートプラグにより電源のオン・オフを自動で制御することをお勧めします。
植物育成ライトの設置
植物育成ライトは、植物育成ライト専門店BARRELの『SUN 18W×E26』
ライトをダクトレール用スポットライト E26口金【DiCUNO】
このようにピッタシ合体します。
スポットライトのライトがついていない側の引っ掛けを
ダクトレールにはめて、くるっと90度回転すると、
設置は完了です。
取り付けはめっちゃ簡単なので、誰でも簡単にダクトレールを生活の中に取り入れることができますよ!
スマートプラグ Tapoで自動管理(設定方法)
植物育成ライトは『スマートプラグTapo P105【TP-Link】』
スマートプラグTapo【TP-Link】の設定方法
「コンセント→スマートプラグTapo→ダクトレール」の順番でさします。
GoogleプレイストアもしくはAppleストアから、Tapoを操作するためのアプリをダウンロードします。
すでに僕のアプリでは植物育成ライトが登録されていますが、初めての場合は右上の「+」をタップします。
様々なTP-Link製品が出てくるので、今回使用する「Tapo P105」を選択します。
Tapoの横の電源ボタンを押して、スマートフォント接続します。スマートプラグTapoに接続している電化製品のお好きな名前を入れて準備は完了です。
アプリのトップに追加されたデバイスを選択して、左下の「スケジュール」をタップします。
右上の「+」を押します。
曜日、時間、電源オン・オフを選択します。
スマートプラグにより、自動で植物育成ライトの電源がオン・オフされるため、毎日一定の日照時間で育てることができます。長期で家を空ける場合も安心して植物たちを置いていけます。
ルクスメーターで光の強さを測定
アガベを育てるために重要な照度は『ルクスメーター【サンワサプライ】
見た目がシンプルで可愛く、コンパクトなのでこちらを購入しました。
植物育成ライトから25cmほど離れた中心の一番強い場所で、約50,000ルクスです。
少し中心から離れると、10,000ルクスを下回りました。
個人的には30,000〜50,000ルクスくらいでアガベには光を当てたいため、ライトの距離は現在の25cmほどでいいと考えています。
照度の強さを表すルクスは目安でしかなく、植物と人によって基準は異なりますので、育てる環境で試行錯誤していく必要があります。ルクスメーターで確認して、植物の成長を観察しながらご自分の中で基準を作っていきましょう!
LEDテープライト 0.5m × 4本
支柱の裏側に『LEDテープライト 0.5m × 4本【Lepro】』
- 高輝度でLEDライトの粒が見えず均一
- 3M強力粘着テープ(痕は残らず、貼り直しも可能)
- 好きな長さにカットできる
- 給電はUSB Type-A
専用アプリがあるためダウンロードすることで、
自動で電源のオン・オフを設定することができます。
我が家では、植物ライトがオフになる19時にLEDライトが点滅するようにしており、夜は幻想的な光で植物を照らしてくれています。
もちろん植物の育成にはLEDテープライトは不要です(笑)
少しでもお部屋で気分を高めたい方はどうぞ!
初めにスマートプラグなどのセッティングをしてしまえば、毎日自動でライトがオンとオフを切り替わる環境を整えることができますよ!
タワーファン【山善】〈現在はKEYNICEのクリップ型扇風機に変更〉
アガベの育成には適度に風を循環することが大事です。
そのためタワーファン【山善】を利用しています。
→現在は卓上扇風機に変更しています。
使用しているのは山善のタワーファンの旧型ですが、驚くほどの静音がDCモーターで実現されており、消費電力も20Wのため節電も期待できます。
植物だけでなく、部屋全体の空気が循環するためエアコンの効きも良くなり一石二鳥となっています。
クリップ型扇風機【KEYNICE】
風を送るのに『タワーファン【山善】』を利用していましたが、さらに省エネを考えて『KEYNICE 卓上USB扇風機』に変更しました。
『AMZHOOZ 小型扇風機』を利用したこともありますが、こちらは1ヶ月で首振り時に「カタカタ…」と音が鳴り始めたため、無音を求めている方は『KEYNICE 卓上USB扇風機』の方がオススメです。
こちらの扇風機の消費電力は5Wで、一般的な電気料金で24時間を1ヶ月使用しても電気代は約100円です。
- Micro USBで給電しながら、もしくは充電してコードレスの2-Wayで利用可能
- DCモーターで節電と静音を実現
- クリップ式でどこにでも設置が可能
- 50度の首振り機能
- 弱モードの風量で十分
クリップ型の扇風機は意外と給電しながら使えるモデルが少ないですが、『KEYNICE』は可能です。
またDCモーターのため、節電と驚くべき静音性が実現しています。
植物に風を当てるの弱モードで運用していますが、動いていることが忘れるくらい音は気になりません。
使用から9ヶ月が経過しても、首振り時にカタカタと音が鳴ることもありません。
大満足の扇風機ですが、耐久性については定期的にレビューしていきます! 今のところは植物用の扇風機をお探しの方には最もオススメです! アガベたちもスクスクと成長しています。
Anker Eufy (ユーフィ) HomeVac H11(ハンディクリーナー)
家の中でアガベたちを育てていると、土がこぼれたりして、必ず棚が汚れていきます。
そこで活躍してくれるのが『Eufy (ユーフィ) HomeVac H11(ハンディクリーナー)【Anker】』です。
コンパクトなのに吸引力は文句無しで、軽い掃除には充電持ちも十分。
気が向いた時に充電するだけで使えています。
植物の近くに置いてもインテリアを壊さないシンプルなデザインなのも嬉しいポイント。
棚のお掃除は気がついた時にすぐにできることが重要なので、美しい植物棚を維持するためにもハンディクリーナーは買っておきましょう!
さすがAnkerが出しているだけあって、低価格でパワフルなハンディクリーナーとなっていますよ♪ あまりにも安いものを買って失敗するより安心のAnkerをおすすめします!
植物育成ライトの照射時間と電気代
植物育成ライトの消費電力:18W
照射時間:毎日7:00 – 19:00 (12時間)
我が家では上記の条件で植物育成ライトを使用しています。
その場合の電気代は、電気料金目安単価[ 31円/kWh ]を採用すると
0.018kWh (=18W) × 12時間 × 31日 × 31kWh = 207.6円
208円/月となりました。
意外と安いと思いませんか?
月に一本、コンビニでコーヒを買うのと同じくらいの費用です。
お住まいの地域と契約プランによりますが、18Wの植物育成ライトを12時間使用したときのランニングコストはおよそ[ 200円/月 ]です。
まとめ 〜植物で部屋のインテリアをワンランクアップ〜
以上、ダクトレールと植物育成ライトで作る観葉植物棚をご紹介しました。
今回ご紹介したアイテムは、似たような製品の中でもコスパが良く機能はしっかりしているものを選び抜きました。
これからアガベなどの光量が必要な観葉植物を育てたいと考えている方の参考になれば幸いです!
ダクトレールと植物育成ライトを導入して屋内で快適な観葉植物ライフを始めてみませんか♪
アガベなどの多肉植物は、日照だけでなく温度や湿度、風当たりによって育ち方は変わります。育成方法に正解は無く、徒長リスクは環境で変わりますので試行錯誤していきましょう!
高級突っ張り棒『ドローアライン』を用いて植物育成ライトを設置する方法もご紹介しているためぜひ参考にしてみてください♪
コメント