スマートロックを導入したいけど、どれを選べばいいか分からない方も多いのではないでしょうか。
そのような方に自信を持ってオススメできるアイテムをご紹介!
- スマートロック業界で最高のコストパフォーマンス
- 他社と比べても劣らない十分すぎる機能性
- セサミタッチProを組み合わせることで「Apple Watch(ICチップ)・番号・指紋」で開錠できる
- 開錠の反応はとても早い
- 工事が不要で届いたその日から使い始めることができる
私はスマートロックをApple Watch(もしくはiPhone)のタッチと指紋で開錠できるようにしたかったため、機能を拡張するためのアイテム『セサミタッチPro』をセットで購入しました。
すでにスマートロックを使用しており買い換えを検討している方から初心者まで幅広くオススメできるセサミ5の魅力を余すことなくお届けします!
SESAMEとキュリオロックを比較した内容は以下の記事で詳しくまとめています。
セサミ5とセサミ5Proの違いとオススメ
本記事で紹介する『SESAME(セサミ)5』には上位モデルの『SESAME(セサミ)5 Pro』があります。
スペックの違いは次の通りです。
SESAME5 | SESAME 5 Pro | |
---|---|---|
価格 | 3,980円 | 6,980円 |
重量(電池込み) | 140g | 186g |
サイズ | 92.7 mm x 57.0 mm x 53.7 mm(サムターンを含めた高さ) | 105.9 mm x 45.0 mm x 56.5 mm(サムターを含めた高さ) |
電池寿命 | 1年以上 | 1年以上 |
SESAME OS | 3 | 3 |
SESAME5と5Proの違いは「価格・サイズ・耐久性」です。
Proモデルはサイズがスリムでより細い場所に設置することができます。
また公式HPに耐久性として「1日200回の開け閉めで10年以上の寿命」と記載されており、オフィスなどで多くの人が1日に出入りする場所の利用に向いています。
通常とProモデルで感度や対応している鍵の種類は同じなので、一般家庭で使用する場合は『SESAME(セサミ)5』で全く問題はありません。
最も大きな違いは耐久性なので1日に100回以上開け閉めすることがない限り、通常モデルで十分ですよ♪
セサミタッチとセサミタッチProの違いとオススメ
セサミにはより便利に鍵の開け閉めができるようにする追加アイテムがあります。
それが『セサミタッチ』と『セサミタッチPro』です。
スペックの違いは次の通りです。
セサミタッチ | セサミタッチPro | |
---|---|---|
価格 | 2,980円 | 3,980円 |
キーパッド | ||
ICチップ(Apple Watch) | ||
指紋 |
通常モデルはキーパッド(数字入力)ができないだけで、他の機能はProモデルと同じです。
キーパッドって必要なんだろうか…
キーパッドの利点は3つあります。
- 番号を教えることで第三者も開錠できるようになる
- 手袋をはめた状態でも解錠できる
- オートロック機能を使わない場合に施錠ができる
これらに魅力を感じない方は通常の『セサミタッチ』で問題ありません!
SESAME5を快適に使いこなすにはセサミタッチ(Pro)も同時に購入することをオススメします♪
セサミ5とセサミタッチProのメリット
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- デザインが洗練されており、安物感は無い
- Apple Watchをタッチするだけで開錠できる
- 社員証(ICチップ)やSuicaなどをタッチするだけで開錠できる
- 指紋は複数登録することができる
- 賃貸でも利用できて、引越し後も再利用可能
メリットはあげればキリが無いほどあります。
なんといっても業界一のコストパフォーマンスが魅力的です。
他社製のスマートロックだと本体だけで軽く数万円するところ、セサミ5はたったの4,000円です。
追加アイテムのセサミタッチを一緒に購入しても1万円を下回ります。
まさに“呆れるほど安い…”
さらにこの価格でありながらも、機能は他社製に劣るどころか勝っていることが驚くべきポイントです。
筆者は以前スマートロックのパイオニアQrio-Rockを使用していましたが、「デザイン・価格(コスパ)・感度」のどれを見てもセサミの圧勝です。
スマートロックに興味がある方は、まずセサミから始めてみることをお勧めしますよ♪
セサミ5とセサミタッチProのデメリット
- セサミタッチ(Pro)は盗難される可能性がある
唯一のデメリットは扉の外に設置するセサミタッチ(Pro)が簡単に取り外せてしまうことです。
詳細はセサミタッチProを設置するで解説していますが、電池の交換をしやすくするために、セサミタッチPro本体は取り外しが簡単にできるようになっています。
※一部のパーツは扉に残ります。
そのためイタズラでセサミタッチを持ち去られてしまう可能性は否定できません。
最悪盗難されたとしてもお手持ちのスマートホンで開錠できるため家には入れますが、気分は悪いですよね。
人通りが多く、治安があまり良くない場所に住まれている場合は『SESAME(セサミ)5』のみを導入してみると良いかもしれません。
セサミタッチを盗難しても活用できないため非常に稀なケースだとは思いますが、唯一のデメリットとしてあげておきました!
セサミ5とセサミタッチProがオススメな人
- スマートロックをコスパ良く導入したい方
- 感度が良いスマートロックを探している方
- 機能に妥協したく無い方
- 他社製で追加アイテムが高くて諦めている方
セサミ5とセサミタッチProがオススメの方は上記の通りです。
特にスマートロック入門者や他社製を使っているけど追加アイテム(タッチや指紋開錠)が高くて購入できていない方はセサミがおすすめです。
筆者は以前Qrio-Rockを使っていましたが、追加アイテムの『Qrio-Pad』が高い(22,000円…!)のに機能は限られているため購入を断念していました。
約1万円で購入できる「セサミ5とセサミタッチPro」のセットが大変お得なのでおすすめですよ♪
セサミの安全性は某国軍事レベル
スマートロックを使う上で安全性(セキュリティ)は気になるところですよね。
キャンディーハウスの公式HPによると、セサミのセキュリティは某国軍事レベルで現時点※で最も強固な暗号化システムを採用しているとのこと。
※2022年10月時点
1部屋サイズのスーパーコンピューターで数年間解析することで突破できるレベルで、侵入する場合は物理的にドアや鍵を壊す方が早いほどです。
セキュリティ面の心配はいらず安心して使えますね!
SESAME(セサミ)5の設定と取り付け方法
セサミ5のセット内容
それではセサミ5とセサミタッチProの開封とセッティングを紹介していきます!
今回はセットで購入したため、写真のように1つの箱にまとまって届きました。
箱が可愛い…
本体を安くしてもパッケージも妥協しない姿勢が伺えます。
さらに分かりやすくお問い合わせ先も同封されています。
スマートロックは設定で挫折してしまう方も多いので、手厚いカスタマーサービスであることは嬉しいですね!
こちらがセット内容です。
セサミ5、セサミタッチプロ、3Mシール、プラスドライバー、取扱説明書
設置に必要なアイテムは全て入っているため、追加で用意するものはありません。
説明書がとても分かりやすいので、セサミは誰でも簡単に設置できますよ♪
それではセサミ5から設置していきます!
セサミ5の電池から絶縁フィルムを取り除く
セサミ5は電池(CR123A)が入った状態で届きます。
まずは絶縁フィルムを剥がしましょう。
扉のサムターンの幅と高さを合わせる
続いて、ドアのサムターンに合わせてセサミ5を調節します。
付属のドライバーで奥行きと幅をそれぞれ3段階で調節することができます。
上記の方法でお家のサムターンに合わせることができない場合は、600円(税込)で特殊アダプターの作成を依頼できます。
3Dプリンターで作成するため、世界中の99%の鍵に対応しているのがセサミの強みです!
セサミアプリをダウンロードしてデバイスを登録する
セサミの専用アプリをダウンロードします。
アプリを起動して、右上の「+」ボタンを押し、「新規デバイス」を追加します。
近くにあるセサミ5を自動的に認識するため、煩わしいペアリング作用は不要です。
施錠・解錠位置を設定する
セサミ5の施錠と解錠のポジションを設定します。
セサミ5は縦でも横でも設置が可能です。
我が家は縦向きだと本体が干渉してうまく取り付けることができなかったため、横向きにしました。
アプリは横向きの状態で施錠と解錠の位置を登録しています。
奥行きを調節する
続いてセサミ5を扉に貼り付けるために奥行き(高さ)を調節します。
施錠・解錠位置を設定するで決定したセサミ5の向きで、扉までの足りない距離を付属パーツで補います。
付属のネジでちょうどいい長さとなるように固定します。
3Mの両面テープを剥がして、
しっかりと汚れを拭き取った扉に貼り付けて完了です。
オートロックを設定する(必要な方)
オートロック機能を使いたい方はアプリ上で「タイマー式のオートロック」を設定することができます。
オートロックまでは早くても3秒間はかかるため、忘れ物に気づいたときなどにわざわざ鍵を開ける必要が無いため便利です。
ただしタイマー式オートロックは宅配便などの受け取り時に扉を開いている状態でも施錠されるため、扉の開閉に合わせて施錠したい方はオープンセンサー(1078円(税込))がオススメです。
セサミタッチProの設定と取り付け方法
セサミ5の設置を終えたら、セサミタッチProを設定していきます。
セサミタッチProはかなり小さく、iPhone14Proと比較するとサイズ感がよく分かります。
セサミタッチProの電池から絶縁フィルムを取り除く
まずはセサミタッチProの電池から絶縁フィルムを取り除きましょう。
最初に2本の電池が入っており、あと2本追加しておくと使用期間が2倍となります。
両面テープ部分はスライド式になっており、電池部分を交換しやすくなっています。
セサミタッチProを登録する
セサミアプリをダウンロードしてデバイスを登録するでご紹介したアプリにセサミタッチProを登録します。
ICカード、指紋、暗証番号を登録する
アプリ内で解錠に使用する「ICカード、指紋、暗証番号」を設定します。
不要だと感じる項目は設定しなくても大丈夫です。
ICカードはSuicaを使用できるApple WatchやiPhone、ICチップが内蔵された社員証などを登録することができます。
指紋は複数の指を登録することができるため、とっさに使いそうな指を複数登録しておくと便利です。
施錠と解錠ができるか確認する
ICカードや指紋を設定し終えたら、実際に施錠と解錠ができるのか確認しましょう。
セサミタッチProを設置する
扉の外側で押しやすい場所にセサミタッチProを設置します。
設置場所は扉でなくても、ある程度近ければどこでも問題ありません。
セサミタッチProは感度が素晴らしく「ICチップ・指紋・施錠ボタン」の全てがストレスフリーで使用できています♪
セサミタッチProの両面テープと本体はスライド式で簡単に切り離すことができるため、電池交換がしやすくなっています。
便利である一方で、イタズラでセサミタッチPro本体を盗まれる可能性が無いとは限りません。
電池交換は頻繁に訪れることはないため、多少取り外しに苦労する方が盗難リスクを低減できるメリットが勝るのではないかと感じています。
SESAME(セサミ)5とNATURE Remo(ネイチャーリモ)の連携
最後にスマートリモコン『NATURE Remo』とセサミ5の連携について紹介します。
NATURE Remoは様々な家電のリモコンを登録することで、家電をスマートホンや音声で操作することができるスマートリモコンです。
NATURE Remoのレビューを確認する!
Nature Remoのアプリを開き、「新しい家電を追加」を押すと、
様々な家電候補が出てきます。
こちらから「スマートロック」を押すと、
Nature Remoに対応しているスマートロックとして、『Qrio Rock』と『SESAME5』が選択できます。
ここでセサミ5を登録することで、NATURE Remoでセサミ5の施錠と解錠をすることができるようになります。
ここまで読んでみて、セサミには専用アプリがあるし「Nature Remoと連携して何が良いのか…」と疑問に思われる方もいるかもしれません。
セサミ5をNature Remoと連携するメリットは以下の通りです。
- Nature Remoとセサミ5が近ければ、外出時もネット回線でセサミ5を操作できる
- Alexaなどのスマートホームデバイスと組み合わせることで音声でセサミ5を操作できる
特に役立つのが、外出時にセサミ5を操作できることです。
外出時にセサミ5を操作したい場合は、キャンディーハウスから出ている『WiFiモジュール2 』を購入する必要がありますが、NATURE Remoでも同じことができます。
ただし、NATURE Remoの電波が届く範囲にセサミ5を設置する必要があります。
NATURE Remoをお持ちの方はぜひお試しください♪
鍵の閉め忘れに最寄り駅で気がついたときに、NATURE Remo経由でセサミ5を施錠できたのでとても助かった経験があります!
まとめ
以上『セサミ5』と『セサミタッチPro』のレビューをお届けしました!
改めてメリットをまとめると、
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- デザインが洗練されており、安物感は無い
- Apple Watchをタッチするだけで開錠できる
- 社員証(ICチップ)やSuicaなどをタッチするだけで開錠できる
- 指紋は複数登録することができる
これだけの機能が詰まっているのに、約1万円で購入できる『セサミ5とセサミタッチPro』は呆れるほど安いと言わざるを得ません。
お子さんがいる家庭はセサミ5を導入することで子どもに鍵を持たせる必要がなくなるため、紛失のリスクも回避することができます。
利用者によって様々な利点があるスマートロックを導入して、日常の生活をチョコっと便利にしてみてはいかがでしょうか♪
SESAMEとキュリオロックを比較した内容は以下の記事で詳しくまとめています。
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