- 七宝瀧寺の駐車場は無料
- 七宝瀧寺までの道中は狭くて運転が難しいから注意犬
- 犬鳴山七宝瀧寺の犬鳴山という不思議な山号は『義犬伝説』によるもの
- 周辺ランチでは“カフェテラス空”がおすすめ
- 七宝瀧寺の紅葉は11月上旬ではまだ少ししか進んでいない
もうすぐ関西も本格的な紅葉シーズンですね!
本記事では2021年11月3日に訪れた大阪府泉佐野市の犬鳴山(いぬなきさん)にある七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)についてまとめていきます。
七宝瀧寺は日本最古の霊場とも呼ばれているパワースポットです。
気軽にアクセスできる距離にありながらも、綺麗な川の水と山の空気を全身で感じることができる神秘的なスポットです。
七宝瀧寺のパワーを授かりにいきましょう!
名称 | 住所 |
犬鳴山七宝瀧寺 | 大阪府泉佐野市大木8番地 |
犬鳴山七宝瀧寺 基本情報
七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)は斉明天皇7年(661年)に開山したと言われており、真言宗犬鳴派の大本山の寺院です。
本尊は倶利伽羅大龍不動明王です。
山内には大小48個の滝があります。
そのうち代表的な7つの滝に弘法大師が金銀などの七宝を祭祀され、七宝瀧寺と命名されたようです。
犬鳴山(いぬなきさん)という山号は、猟師と義犬の少し悲しい伝説(義犬伝説)に由来しているとされています。
義犬伝説
ある日、猟師は鹿を狩るために愛犬と山中に入りました。
鹿を狩るのに夢中になっている猟師に大蛇が近づいていましたが、猟師は全く気が付きませんでした。
その時愛犬が大蛇を追い払うために、けたたましく吠えました。
しかし、その鳴き声のせいで狩ろうとしていた鹿が逃げてしまいました。
怒り狂った猟師は吠えた愛犬の首を刀で切りつけました。
瀕死になった愛犬はそれでも大蛇に噛みつき、共に倒れました。
その後猟師は愛犬を切りつけたことを悔いて、七宝瀧寺の僧侶となり愛犬を供養しました。
身を挺して主人を守った義犬の話を知った宇多天皇が七宝瀧寺の山号を『犬鳴山』に改めるように勅号を送った。
完
悲しいお話ですねぇ…
弔いの気持ちを持って参拝しましょう。
犬鳴山には犬鳴山温泉もあります。
犬鳴山散策の拠点にも利用できますので、ガッツリ訪れる場合には使用してみてください。
犬鳴山の渓谷の景観は「大阪みどりの百選」にも選ばれており、美しい景観を一年中楽しむことができます。
犬鳴山七宝瀧寺 アクセス方法と駐車場(無料)
本堂の下に無料の駐車場(50台)があります。
紅葉が本格的になると混雑が予想されますので、早めの行動をお勧めします。
駐車場までは、退避場が少ない一本道の山道をしばらく走ることになりますので、運転が苦手な方は単独で行かないように注意しましょう。
急な坂道もあるため、運転が不慣れだと少々気疲れする道となっています。
車以外のアクセス方法は、電車+バスもあります。
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特徴
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犬鳴山七宝瀧寺 駐車場〜身代わり不動明王
駐車場のすぐ隣には、十一面観世音菩薩像が祀られている観音堂があります。
七宝瀧寺までは、このように山道を歩いて行きます。
一部紅葉が進んでいましたが、まだまだ美しい緑が映えていました。
新鮮な澄んだ空気が気持ちいです。
犬鳴川の水はとても透明度が高く、水底がとてもクリアに見えます。
ちゃんとしたハイキングコースもありますが、今回は七宝瀧寺と行者の滝に向かいます。
駐車場から歩いて5分ほどで、七宝瀧寺に到着です。
護摩壇に立つ身代わり不動明王に圧倒されます。
高さは7mもあるそうです。
犬鳴山七宝瀧寺 本堂周辺
様々な疾病完治に対する願いや、干支ごとのお地蔵様などに、随所でパワーをいただくことができます。
七宝瀧寺の本堂に向かいます。
本堂はもちろんコロナ感染対策がなされています。
本堂には倶利伽羅大龍不動明王が祀られていますが、写真撮影は禁止です。
犬鳴山七宝瀧寺 本堂〜行者の瀧
本堂を奥に進むと、行者の瀧に続く出口があります。
道中にも様々な滝を楽しむことができます。
道も素敵です。
本堂から歩くこと、5分ほどで朱色の清滝堂と行者の瀧が見えてきました。
瀧の中に鎖が見えます。
ここ七宝瀧寺は、修験道の修行体験ができる数少ない寺院となっています。
この岩場で滝修行が行われるようです。
女性も参加できる珍しいスポットのようです。
犬鳴山七宝瀧寺 周辺ランチ(カフェテラス空)
ちょうどお昼時でしたので、ランチに”カフェテラス空“さんを訪れました。
七宝瀧寺から車で10分弱ほどで行くことができます。
お店の方はとっても親切で、元気も良く、犬鳴山の自然を感じながら食事をいただくことができる素敵なお店でした。
犬鳴山七宝瀧寺 まとめ
以上、犬鳴山七宝瀧寺の魅力についてまとめました。
11月上旬だとまだ紅葉には早く、緑の渓谷を楽しむことができます。
七宝瀧寺は大阪府内で気軽に行くことができる距離にありながらも、都会を忘れ、大自然を全身で感じることができる寺院となっています。
紅葉の時期はもちろん、温泉やハイキングコースもあり一年中楽しむことができますので、よかったら足を運んでみてください。
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